~果てしない孤独~独身・無職者のリアル
昔はニートという言葉が流行って、世間が大騒ぎしていたが、最近は「スネップ」らしい。
Solitary Non-Employed Persons
の頭文字をとって、スネップ。
孤立した無業の人々。
これを読むと、自分もいつそうなってもおかしくない、という不安感というか、なんとなくいや~な気持ちになる。
この本で、唯一共感できるところは、「欲望が働こうとする力を生み出す」というところ。
「会う人がいないから、洋服がほしいとも思わないし、旅行も行かない・・」
「頭では働かなければならないのはわかっているが、実際には欲がわいてこないので、お金を稼いで欲を満たそうとは思わない。」
「失業状態が長くなると就職先が見つからなくなるのは、ただ履歴書の空白だけではなく、一番肝心な本人の就労意欲がなくなってしまうからなのです。」
確かにそうだ。
極端な話、家から出なければ、一日中パジャマでもいいわけだし、洋服を買っておしゃれをしようとは思わないだろう。それでも過ごせてしまえば、働こうという気にはなれず、就労意欲はどんどん小さくなって行き、面接でも見事にそこを見抜かれてしまう。
就職が決まる人は、理由はどうあれ、どうしても働きたい、働かなければ食っていけない、という人が決まっていくし、もっと金持ちになりたい、もっと上に行きたい、と貪欲な人が上に行く。
そこんとこがとても大切なんだな~。
子供にこの欲を教えるのはどうしたらいいんだろう?
いつも、目の前の壁を一生懸命越えてこいと言っているけれど、欲があるかといえば、欲はないんだよな~、うちのブラザーズ・・。
ひとつ前に読んだ「普通に働け」は、共感できるところいっぱい。面白い本だった。