お家の設計はゼロキューブをベースに色々変更していく事になりました。
前々回にも書いたのですが、ゼロキューブ自体デザイン的にも機能的にも良いものなので、これ以上は住む人の拘りにもよる部分は多いかとおもいます。また、公式でも色々なオプションが用意されているので、それでも十分かとは思われるのですが、、、しかしここはオタクな夫婦だと話が違います。せっかく建てる家なので色々改造したい、変更したい、、、。
というわけで、旦那さんと二人でそれぞれ家を建てるにあたってテーマを決めることにしました。絵を描くにしても、デザインを引くにしてもなんでも物を作るにあたってテーマがあったほうが完成型がイメージしやすいし、そのテーマを基準にブレないよう色々な取捨選択ができるのではないかと。
そこで出た旦那さんのテーマは
「ノーメンテナンスの家!」
家って何年かごとに部材が劣化して絶対に修繕やリフォームしなくてはいけなくなります。各場所の部材を経年劣化の少ない物に変更して少しでも長持ちする家作りをしたいとの事。
確かに5~10年に一回とか何百万もかけて修繕するくらいなら、一番最初に多少お金をかけてでもいいからその修繕するまでの時期を先延ばしにして、メンテナンスする回数を減らしたほうがいいですもんね。
よく修繕で出費が大きいからそのまま放置してしまい雨漏りした、、なんてあるみたいですし、
ズボラな私は特に修繕なんてすっかり忘れて気づいたときにはもう、、、なんて事もありそうだ。
雨漏りといえば、独身時代に住んでいた築30年くらいのアパートの天井が雨の時ものすごく雨漏りをして、部屋中に桶や鍋を並べるという昭和の松本零士先生の漫画にでも出てきそうな光景になってた事を思い出しました、、、。大家さんに早々に言えばよかったのですが、何故かあの時は黙ったまま2年くらい放置していたのですよね。今思えば相当罪深い、、、。そしてあれは相当住んでる私もストレスだった、、、。(大家に言えよ)
あのアパートも長い間住んでいたけれど、その間一度も修繕などしている様子がなかったので、きっと忘れてしまっていて知らず知らずのうちに家が傷んでいたりするんでしょうね。
雨漏りだけに限らず、雨風に晒される家は私たちの想像よりずっと傷を負いやすいから、そこを最初から強めに作って行く事は本当に理にかなっていると思い、最初に聞いた時自分の旦那相手なのに関心しました。
そして私の考えたテーマが
「ムーミンの家みたいなの!」
言った瞬間本気でぶっ飛ばされるかと思いましたよ、ええ、、、。脳みそスポンジボブぶりを炸裂させました。、、、。
ほら、なんていうかムーミンの家って可愛いじゃん?青い外壁で白っぽい窓で。住む我々もほぼムーミントロールじゃん?なんて言い訳すればするほどドツボにハマる。
とにかく私は機能的なものにはまったく頭がいっていないで、見た目重視のことばっかり考えていました。そりゃ旦那さんの意見に関心するわけだ。非常に男女の価値観の差がでたのではないかと。え?本当に男女の差ってだけなの??
とりあえず私のその意見によって外壁はブルーにしようってことだけは決まりました。
