晦日、大晦日は湯沢へスノーボードに行った。
雪がまともに降らない地域に生まれた私には、雪国の生活は想像し辛い。
東京から行くと、あの長いトンネルを通り、抜けた先は真っ白な銀世界…という川端康成の世界を体験した。
こちらは、朝起きたときのロッヂの窓から見た雪景色。
この年末年始、日本海側ではたくさん雪が降り、午後は吹雪いた。
湯沢の記憶が新しいうちに、書棚に蓄えていた川端康成の「雪国」を読んだ。
季節の読書、万歳である。
駒子のような雪国の芸者衆、このような銀世界でも、はだしでお座敷に上がることを考えただけでも、つま先が凍りそうだ。
実は、大人になってから、川端康成をきちんと読むのは初めてであったのだが、文章や展開が繊細というか、非常に感覚的なことに驚いた。説明のできない行間がたっぷりあって、自分以外の読み手はどこを気にするのか、聞いてみたい。
終始、主人公の島村視点から外れないこの作品は、乙女ナオキャンとしては、女心を必要以上に掘り下げて書かれていないところが何だかとてもリアルに感じられた気がする。
また、私の中の駒子は非常にたくましい印象で、そのたくましさのなかに、悲しさや無常観、色気など、女として魅力的に感じられる部分が凝縮されていた。
今回、新潮文庫のを読んだのだが、巻末の書評が非常に良かった。
ほかの作品もぜひ読みたい。
- 雪国 (新潮文庫 (か-1-1))/川端 康成
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