5月、東北歴史博物館(宮城県多賀城市)で開催中の、東日本大震災復興祈念『悠久の絆 奈良・東北のみほとけ展』を観てきました。5月23日から展示が始まった《天寿国繍帳》を鑑賞したく、再度の訪問です。
この展覧会では、奈良・東北の寺院に伝わる宝物・約60件が紹介されています。
《天寿国繍帳》(国宝) 奈良県・中宮寺
今も残る鮮やかな色、丁寧に施された刺繍。繊細でありながら、込められた想いの強さも感じるようでした。貴重な機会ですので、隅々までじっくりと眺めてきました。
また、
《重源上人坐像》(重文) 三重県・新大仏寺
《如来形坐像》(重文) 奈良県・唐招提寺
など、閉幕前にもう一度観ることができ、嬉しかったです。
会期は、6月11日までとなっています。