山形美術館(山形県山形市)で開催された、『山形銀行所蔵 描かれたやまがたの四季』を観てきました。
この展覧会では、山形銀行所蔵の作品より、県内風景画シリーズカレンダーの原画を始め、山形ゆかりの作家が描いた県内の風景など、多数の絵画が紹介されています。
40年続いているというカレンダーの絵が、どれも素敵だなぁ…と。山形の四季の美しさを堪能できる展覧会でした。
※会期は5月8日まで、すでに終了しております。
常設展『フランス近代絵画を旅する 第1期:印象派の光―吉野石膏コレクション―』は好みの作品が多く、ほくほくした気持ちで鑑賞しました。
特に、
カミーユ・ピサロ《草を摘む農婦》《ロンドンのキューガーデン、大温室前の散歩道》
エドゥワール・マネ《イザベル・ルモニエ嬢の肖像》
クロード・モネ《サン=ジェルマンの森の中で》《ヴェルノン教会の眺め》《睡蓮》
ピエール=オーギュスト・ルノワール《庭で犬を膝にのせて読書する少女》《幼年期(ジャック・ガリマールの肖像)》
モイーズ・キスリング《背中を向けた裸婦》
が良かったです。
もう一方の常設展『紅花商人伝世の名品 長谷川コレクションの魅力 第1期:花鳥風月をたのしむ』では、
塩川文麟《清水春景図》(旅心を誘われる)
〈特別展示:新海竹太郎、新海竹蔵の彫刻〉では、
新海竹太郎《かめぶろ》(気持ち良さそうな表情に、こちらもにっこり)
新海竹太郎《シバとバルバチ》(思わず見惚れてしまう)
が印象的でした。
常設展の会期は、5月29日までとなっています。