『スイス プチ・パレ美術館展 ルノワールからエコール・ド・パリへ』(郡山市立美術館) | 空色ノートのブログ

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郡山市立美術館(福島県郡山市)で開催中の、『スイス プチ・パレ美術館展 ルノワールからエコール・ド・パリへ』を観てきました。


スイス西部の都市・ジュネーブにあるプチ・パレ美術館は、19世紀後半から20世紀前半のフランス近代絵画のコレクションで知られるそうです。この展覧会では、そのコレクションより65点の作品が紹介されています。

特に、
オーギュスト・ルノワール《詩人アリス・ヴァリエール=メルツバッハの肖像》(自信に満ちた表情が印象的)
アルベール・デュボワ=ピエ《冬の風景》(サインまで点描というこだわり振り)
モーリス・ドニ《休暇中の宿題》(少女への優しい眼差しに心が和む)
ジャン・ピュイ《画家とそのモデル》(モデルの女性が瑞々しい)
ジョルジュ・ボッティーニ《バーで待つサラ・ベルナールの肖像》(魅惑的な微笑みにドキリとする)
が良かったなぁ…と。

会期は、3月27日までとなっています。


常設展 2021年度 第4期 では、
山本芳翠《園田銈像》(なぜか惹かれる洋装の女性)
西野康造《森の翼》(思わず扇ぎたくなってしまう)
が特に気に入りました。

以前観て好きになった作品、
サー・エドワード・コーリー・バーン=ジョーンズ《フローラ》
サー・ジョシュア・レイノルズ《エグリントン伯爵夫人、ジェーンの肖像》
も展示されていて、嬉しかったです。
ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス《フローラ》
と併せて並ぶ様子は麗しく、目の保養になりました。

こちらの会期は、4月24日までとなっています。