奈良県奈良市にある、薬師寺を参拝しました。天武天皇9年(680年)、天武天皇の発願により造営を開始。710年、遷都に伴い、現在地に移ったそうです。
・金堂
御本尊 薬師三尊
堂塔の各層に裳階(もこし)をつけた、「龍宮造り」の壮麗なお堂。
・東塔(とうとう)
創建当初から唯一現存する建物。律動的な美しさから、「凍れる音楽」とも呼ばれるそうです。
・西塔(さいとう)
この日は、西塔初層内陣・食堂(じきどう)内陣・玄奘三蔵院伽藍 大唐西域壁画殿(げんじょうさんぞういんがらん だいとうさいいきへきがでん)の特別公開が行われていました。
・大講堂
御本尊 弥勒三尊
屋根の両端では、金色の鴟尾(しび)が輝いていました。堂内には、仏足石・仏足跡歌碑も安置されています。
・玄奘三蔵院伽藍 大唐西域壁画殿
画家・平山郁夫による「大唐西域壁画」。玄奘三蔵求法(ぐほう)の旅が描かれており、特に「西方浄土須弥山」「ナーランダの月・インド」と、ラピスラズリの天井画が印象的でした。