三井寺(園城寺)(滋賀県大津市) | 空色ノートのブログ

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こんにちは、空色ノートと申します。このブログでは日記や詩を中心に、たまに旅行記も書いています。
映画、音楽、写真、旅行、漫画が好きです。美術館、博物館、神社、お寺など、時々出かけています。毎週の楽しみは、私の愛した歴代ゲゲゲ、薬屋のひとりごと。

滋賀県大津市にある、三井寺(みいでら)(園城寺・おんじょうじ)を参拝しました。天台寺門宗の総本山で、東大寺、興福寺、延暦寺と共に、四箇大寺(しかだいじ)の一つに数えられています。

明治時代に作られた水路、琵琶湖疏水(そすい)を眺めながら、三井寺へと向かいました。



・仁王門


天智・天武・持統天皇の産湯に用いられた霊泉があることから「御井(みい)の寺」と呼ばれ、それが「三井寺」の由来となったそうです。


・金堂

御本尊  弥勒菩薩


堂内に安置された、チャーミングな「尊星王立像(そんじょうおうりゅうぞう)」、素朴な雰囲気の円空作「善女龍王立像(ぜんにょりゅうおうりゅうぞう)」が印象的でした。


・鐘楼


近江八景の「三井の晩鐘」として知られる梵鐘。「天下の三銘鐘」の一つとされ、300円で鐘撞きが体験できます。


・閼伽井屋(あかいや)

三帝の産湯に用いられた霊泉が湧き出している、閼伽井屋。覆屋正面には、左甚五郎作と伝わる龍の彫刻があります。


昔、この龍が夜になると琵琶湖に出て暴れたため、甚五郎が龍の目玉に五寸釘を打ち込み静めたといわれています。

手水舎の龍が閉じ込められていたのは、このような理由からなのでしょうね。



・微妙寺(びみょうじ)

御本尊  十一面観音


立体的に見える掛軸が不思議でした。


・観音堂

御本尊  如意輪観音


境内は見晴らしが良く、一息つくことができました。