竹生島(滋賀県長浜市) | 空色ノートのブログ

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こんにちは、空色ノートと申します。このブログでは日記や詩を中心に、たまに旅行記も書いています。
映画、音楽、写真、旅行、漫画が好きです。美術館、博物館、神社、お寺など、時々出かけています。毎週の楽しみは、私の愛した歴代ゲゲゲ、薬屋のひとりごと。

竹生島(ちくぶしま)は、長浜市の沖合に浮かぶ周囲約2kmの島。島の名前は「(神を)斎(いつ)く島」に由来し、「いつくしま」が「つくぶすま」へと変わり、「竹生島」になったといわれています。

フェリー出発まで時間があったので、周囲を散策。青空に映える長浜城が見られて、満足しました。


フェリー内では観光番組が流れていたのですが、その中で、湖の寿命は一般に数千年から数万年であること、琵琶湖は成立からすでに四百万年以上経過しており、世界でも三本の指に入るほど古い湖だということを知りました。湖の寿命について考えたことがなかったので、非常に驚きました。
また、最初は三重県の辺りで誕生した湖が、徐々に現在の場所へと移動してきたことも分かり、湖は移動するのかと、ここでもまた衝撃を受けました。

竹生島に到着し、宝厳寺(ほうごんじ)、都久夫須麻(つくぶすま)神社を参拝しました。


《宝厳寺》



・本堂(弁才天堂)

御本尊  大弁才天


江の島、宮島と並ぶ「日本三弁才天」の一つに数えられています。


・唐門

修復が終わったばかりの唐門は、色鮮やかでした。



・舟廊下

豊臣秀吉の御座船「日本丸」の骨組みを利用して建てたと伝えられています。



《都久夫須麻神社》


・本殿

御祭神  市杵島比売命(いちきしまひめのみこと)
              宇賀福神(うがふくじん)
              浅井比売命(あざいひめのみこと)
              龍神


伏見城にあった「日暮御殿(ひぐらしごてん)」の一部を、豊臣秀頼が寄進したものだそうです。


・龍神拝所


琵琶湖に向かう鳥居へかわらけを投げ、鳥居をくぐると願いが叶うといわれています。


拝所から望む湖はきらきらと輝き、その美しさに思わず見惚れてしまいました。

帰り際、石段でニホントカゲ(幼体)を見かけ、ちょっぴり幸せな気持ちになりました。