『ヨーロッパの宝石箱 リヒテンシュタイン侯爵家の至宝展』(宮城県美術館) | 空色ノートのブログ

空色ノートのブログ

こんにちは、空色ノートと申します。このブログでは日記や詩を中心に、たまに旅行記も書いています。
映画、音楽、写真、旅行、漫画が好きです。美術館、博物館、神社、お寺など、時々出かけています。毎週の楽しみは、私の愛した歴代ゲゲゲ、薬屋のひとりごと。

宮城県美術館(宮城県仙台市)で開催中の『ヨーロッパの宝石箱 リヒテンシュタイン侯爵家の至宝展』を観てきました。


オーストリアとスイスの間に位置する、リヒテンシュタイン公国。この展覧会では、リヒテンシュタイン侯爵家のコレクションより、油彩画や陶磁器など計126点が紹介されています。

特に、大きな瞳とふっくらした手が愛らしい「リヒテンシュタイン侯女カロリーネ、1歳半の肖像」、気品漂う巻き毛の美少年「リヒテンシュタイン侯フランツ1世、8歳の肖像」、霞む山々が美しく、乙女達の笑い声が聞こえてきそうな「イシュル近くのヒュッテンエック高原からのハルシュタット湖の眺望」、水滴や虫も描かれ、瑞々しい雰囲気の「バラとアンズのある静物」が良かったなぁ…と。
東洋の陶磁器に西洋の金属装飾をあしらったものは、創意工夫が感じられ、とても興味深かったです。

会期は、9月6日までとなっています。