
古くから女性の参拝を受け入れ、「女人高野」として親しまれている室生寺。国宝の仏像を始め、その貴重な寺宝の数々が展示されています。
個人的には、色鮮やかな《両界曼荼羅「胎蔵界」》、写真家・土門拳さん曰く「天下第一の美男の仏像」との《釈迦如来坐像》、唇に残る彩色が印象的な《十一面観音菩薩立像》が良かったなぁ…と。
会場には「室生寺を愛した写真家たち」のコーナーも設けられ、室生寺のさまざまな表情を楽しむことができました。
会期は、8月24日まで。仙台市博物館でのみ開催ですので、興味のある方はお早めに。