エール蔵王 島川記念館(宮城県蔵王町)にて開催中の『平山郁夫展』を見てきました。
こちらは、7月16日に開館したばかりの新しい美術館。休日ということもあり、多くの人が訪れていました。
特に気に入った作品は、
・「アンコールワットの月」
:夜のアンコールワットを描いた、幻想的な作品。一人きりでこの景色を眺めているような、そんな気持ちになります。
・「流沙淨土変(りゅうさじょうどへん)」
:黄金色に染まる空と、砂漠を行くキャラバン。雲間に描かれた三尊仏が、旅人達を見守ってくれているよう。
・「南海夕陽・海のシルクロード」
:燃えるように鮮やかな空と、船のコントラストが印象的。思わず見入ってしまいました。
そのほか「芙蓉」や「木瓜妍春(ぼけけんしゅん)」など、速水御舟の作品も良かったです。
会期は、8月25日まで。次の展示は、どんな内容になるのかなぁ…と。