「雨の記憶」2011/11/6濡れるほどに 葉の匂い置いてきた何か 思い出せそうでしたたり落ちる 三千世界目をつぶっている時は 体、忘れられるとけたい とけたい とけさせて雨音に 鼓動を重ねればとけたい とけたい とけさせてゆっくりと にじむ輪郭遮るものは、どこにもないの