『フェルメールからのラブレター展』では、フェルメールの作品三点を中心にオランダ絵画が展示されています。
フェルメールの作品は、修復を終えたばかりで日本初公開の《手紙を読む青衣の女》、そして《手紙を書く女》、《手紙を書く女と召使い》。

《手紙を読む青衣の女》
急いで封を開けたのでしょう、立ち尽くしたまま手紙を読む女性。便箋をギュッと握りしめる姿が、なんとも切ないなあ…と。
《手紙を書く女》
手紙を書く手を止め、優しい表情でこちらを見る女性。とても可愛らしい雰囲気。黄色の衣服やイヤリングのきらめきも、印象的でした。
《手紙を書く女と召使い》
いそいそと手紙をしたためる女性と、それを待つ召し使い。召使いの表情が面白いです。「ふー、やれやれw」みたいな。
『仏のかたち 人のすがた』では、仙台ゆかりの仏像と肖像彫刻が展示されています。

特に印象的だったのが、
・金剛力士立像(黒川神社) 大きさに圧倒されます。
・大元帥明王立像(大崎八幡宮) きらりと光る瞳に、思わずドキリとしました。
博物館の次回予告は『紅白梅図屏風とMOA美術館の名品』。とても楽しみです。