【北九州記念・結果】
小倉競馬場で行われた北九州記念(3歳上・GIII・芝1200m)は、2番手でレースを進めた武豊騎手騎乗の3番人気⑨ダイアナヘイロー(牝4、栗東・福島信晴厩舎)が、直線で前を交わして抜け出し、中団から追い上げてきた13番人気⑫ナリタスターワン(牡5、栗東・高橋亮厩舎)に3/4馬身差をつけ優勝した。
勝ちタイムは1分7秒5(良)。
さらに1/2馬身差の3着は、15番人気⑱ラインスピリット(牡6、栗東・松永昌博厩舎)と2番人気⑬キングハート(牡4、美浦・星野忍厩舎)の際どい争いとなったが、⑫ラインスピリットに軍配が上がった。
ハナ差でキングハートが4着。
1着…⑨ダイアナヘイロー (3番人気)
2着△⑫ナリタスターワン (13番人気)
3着△⑱ラインスプリット (15番人気)
4着◎⑬キングハート (2番人気)
馬連 15940円
馬単 24410円
3連複 244450円
3連単 1078270円
北九州記念は3連勝で挑戦してきた夏の上がり馬牝馬の⑨ダイアナヘイローでした。
まずはスタートからロケットスタートという1頭抜けたスタートから手ごたえも楽に先行、内からアクティブミノルに行かせて2番手と早めの競馬、アクティブミノルが4角仕掛けても持ったままと手ごたえ抜群に追走してきて直線、ラスト200mから並んで抜け出し後続を振り切っての快勝で連勝を4に伸ばして初の重賞勝ちを決めた。
例年の北九州記念と違って今年は前々の競馬でもあったが、上がり馬の勢いと名手の好騎乗をみせつけられた小倉の夏のスピード決戦でした。
そして、古馬の重賞とちょっと気性的な問題もあったので見送ったが今日はパドックでも落ち着いていたしレースでも折り合ってたのをみると成長と本格化ということか。
2着は、スムーズ好位追走から最後脚を伸ばした⑫ナリタスターワンが頑張った。オープンではもうひとつだったのですがCBC賞が好内容、前走は最内で千直、見直しと思って狙ったがいい位置取りから直線も手ごたえよく進出して2着に食い込んだ。
さらに3着はこれも果敢に先行した⑱ラインスピリット、中京の2戦は大きく崩れたが他では重賞でも差のないレースも・・・今日は思い切って先行させたのが吉と出たようだ。
そして、キングハートは4着・・・伸びそうで伸びないジリ・・・この馬はスタートも今日は出負け気味で押して押して、終始外目の競馬でこれでは今日の流れでは差しきれないね。
最後まで脚は使ってるようには感じたけど、残念な4着。
人気のファインニードルも直線は前が壁で、外にも持ち出せず厳しい競馬、それでもまだ脚色は良さそうだったしスムーズならという印象でしたね。