【京王杯スプリングC・回顧】
東京競馬場で行われた京王杯スプリングC(4歳上・GII・芝1400m)は、中団でレースを進めたM.デムーロ騎手騎乗の2番人気⑩レッドファルクス(牡6、美浦・尾関知人厩舎)が、直線で横に広がった馬群の間から各馬を差し切り、好位追走から踏ん張った11番人気⑫クラレント(牡8、栗東・橋口慎介厩舎)に3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分23秒2(重)。
さらに1/2馬身差の3着に4番人気⑨グランシルク(牡5、美浦・戸田博文厩舎)が入った。
1着▲⑩レッドファルクス (2番人気)
2着…⑫クラレント (11番人気)
3着◎⑨グランシルク (3番人気)
3連複 29320円
3連単 179770円
東京競馬場は思ってた以上に雨が降っていたようで、馬場も重まで悪化、テレビの中継も雨で煙ってるよになってましたね。
そして、スタートで出遅れ気味の⑨グランシルクにいきなり嫌な予感も漂って見ていましたが・・・。
まぁヒルノデイバローは横山典騎手だし行けるならスローを見越して行くかもな、とは思ってたのですが⑫クラレントも、前走のように行かなかったこともあり最内から行きました。
それでも最終的に4着に粘ってるのですからこれはこれで善戦したと言えるでしょうが、最後の⑩レッドファルクスの伸び、これはえげつなかった!
重馬場とは思えぬ伸び脚で抜け出して快勝、前走はぶっつけのG1でもあったのですがひと叩きしてのここは、さすがにG1を2勝してるだけの力ありましたね。斤量も距離も馬場も関係ない強さで次はもう1ハロン伸びて、と言うことになりそうです。
ミルコ騎手も香港のときは状態が良くなかったけど戻ったとコメントありましたね、それに今日の感じならマイルも大丈夫でしょうと。楽しみです。
反動がなければ安田記念に使うということみたいです。
そして、これは買えなかった8歳馬⑫クラレント、展開利はあるとはわかってても2桁つづく近走からは厳しいと思ったのですが馬場的にも味方してたのかなという粘りで2着でした。
最後は追って追って脚を伸ばしてきた3着⑨グランシルク、出遅れというか2~3歩目で躓いたということのようでしたが、「このコンディションだと最後は同じ脚色になってしまいます。すこし力んでいたかも・・・」と言う事も戸崎騎手のコメントもあったのですがその辺りが抜け出しに時間掛かったぶんなのかな、それでもこの展開この馬場でで脚を伸ばしてきたので改めて堅実な末脚だなと感じましたが本番での競馬にも注目したいとこです。
人気のサトノアラジンは今季初戦、この馬にはちょっと馬場も悪化しすぎた感もありましたが道中も折り合いがいまひとつで行きたがってるようでした、最後も必死に追われても前との脚色が一緒で詰まらずでした。
本番は良馬場で巻き返したいところでしょうね。
さぁ明日のヴィクトリアマイルも馬場はどこまで回復してくれるのかな。
とことで。。。