【フィリーズレビュー・回顧】
阪神競馬場で行われたフィリーズレビュー(3歳・牝・GII・芝1400m)は、道中は後方2番手に構えたM.デムーロ騎手騎乗の2番人気⑯カラクレナイ(牝3、栗東・松下武士厩舎)が、直線で外から一気に脚を伸ばして、中団追走から一旦は抜け出した1番人気⑮レーヌミノル(牝3、栗東・本田優厩舎)を捕らえ、これに1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分21秒0(良)。
さらに1.1/4馬身差の3着に6番人気⑬ゴールドケープ(牝3、栗東・荒川義之厩舎)が入った。
なお、3番人気ジューヌエコール(牝3、栗東・安田隆行厩舎)はゴールドケープから2馬身差の4着に終わった。
1着△⑯カラクレナイ (2番人気)
2着◎⑮レーヌミノル (1番人気)
3着△⑬ゴールドケープ (6番人気)
3連複 2220円
3連単 9570円
すごいすごいゴイゴイスーとは思ってたけど、昨日JRAのHPでリーディング情報みてたら、ミルコの複勝率5割ってすごすぎないですか。
そしたら、今週もまたまたまた・・・ミルコ騎手の⑯カラクレナイが重賞メイン持っていきましたもんね。
まぁそれはそうと、今日のフィリーズレビューはほんと酷いレースになりました。
1番人気の⑮レーヌミノルは抜群の好スタートから行く馬に行かせて好位に控えて追走、そして最終コーナーは大外から抜群の手ごたえで先頭に並びかけて先頭集団広がって4~5頭横並びから直線へ。
そこからが酷かった、大外から抜け出すのに内に切れ込むように斜行して内で追い出しに掛かるジューヌエコール、さらにはその煽りでフラウティスタ共にブレーキの不利。。。
もちろん必死なのはわかるけど、浜中騎手は昨秋のマイルCSでも同じような形で騎乗停止処分になって反省していたのにまた同じような形で騎乗停止になるとは・・・それとあれだけ手ごたえあったのならもう少し落ち着いて追い出してもよかったように感じました。
結局、ゴール前、脚が上がってじっくりと構えた⑯カラクレナイに差し切られて2着に敗れるという結末。
なんとも、後味の悪いレースで終了した今年の桜花賞トライアルでした。
そして3着にはゲート出遅れたものの直線に賭けて最後大外から追い込んだ⑬ゴールドケープが3着に浮上して最後の桜の切符を手にしました。
あと4コーナーから直線の入り口でもごちゃついてヤマカツグレースが斜行してビーカーリーはじめ後方の馬に不利がありました。
まぁジューヌエコールは不利の後も盛り返し4着、賞金的にはG2勝ちで桜には出られそうだが、折り合いがカギになりそうですが本番も落ち着いて望めればというとこでしょうか。