【金鯱賞・回顧】
中京競馬場で行われた金鯱賞(3歳上・GII・芝2000m)は、中団でレースを進めた池添謙一騎手騎乗の4番人気ヤマカツエース(牡4、栗東・池添兼雄厩舎)が、直線で脚を伸ばして、2番手追走から一旦は抜け出した9番人気パドルウィール(牡5、栗東・中尾秀正厩舎)をゴール前で捕らえ、これにクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分59秒7(良)。
さらに1.1/2馬身差の3着は、6番人気シュンドルボン(牝5、美浦・矢野英一厩舎)と2番人気サトノノブレス(牡6、栗東・池江泰寿厩舎)の際どい争いとなったが、写真判定の結果、この2頭の3着同着となった。
なお、3番人気リアファル(牡4、栗東・音無秀孝厩舎)は5着、1番人気ヴォルシェーブ(牡5、栗東・友道康夫厩舎)は9着に終わった。
1着△⑬ヤマカツエース (4番人気)
2着…③パドルウィーク (9番人気)
3着△⑤シュンドルボン (6番人気)
3着◎⑦サトノノブレス (2番人気)
3連複 ③⑤⑬ 16080円
③⑦⑬ 6050円
3連単 ⑬③⑤ 90340円
⑬③⑦ 49120円
秋の天皇賞を叩いて、今日はひさしぶりに勝負強いところをみせてくれた⑬ヤマカツエースが、2番手から前で粘込みを計る③パドルウィールをゴール前捉えて優勝。
勝った⑬ヤマカツエースは今期は金杯を勝ってから、あとひと押しの内容が続いてたのですが、ここで4つ目の重賞制覇でした。
それにしても、前が止まらない流れの中この馬も33.1秒の上りで長くいい脚を使ってジリジリと差を詰めて差し切る味のある内容でした。
2着は格上挑戦で、内枠と開幕週の馬場、展開利を生かしてあと一歩まで粘った③パドルウィール、これには驚きました。
そして3着は同着でした、⑦サトノノブレスはちょっとズブい面もあって位置取りももう一歩前で流れに乗れたらよかったように思うのですが、今日は直線も上りが速いだけに厳しかったかなぁ。
3着同着の⑤シュンドルボンは実績は牝馬同士のレースでのものが多かったのですが、この馬も内枠と先行力を生かして、最後は内から脚を伸ばして食込んできました。
人気のヴォルシェーブは位置取りが後ろ過ぎた感もあったし、今日の馬場と流れでは厳しいですね。
それに直線は大外にブン回してでしたから、ただ、脚は使ってるしうまく噛み合えばもっとやれるでしょうね。
あと、実績上位のデニムアンドルビーとリアファルもらしさは、久々のレースでも見られたと思うので、この後は楽しみが持てましたね。
そいうわけで、ガミーな結果でしたが、明日はダート頂上決戦、中京競馬場でチャンピオンズカップです。
とことで。。。
バイバイ金。
