【桜花賞・回顧】
阪神競馬場で行われた桜花賞(3歳・牝・GI・芝1600m)は、後方でレースを進めたM.デムーロ騎手騎乗の3番人気ジュエラー(牝3、栗東・藤岡健一厩舎)が、直線で外から脚を伸ばして、中団追走から一旦は抜け出した2番人気シンハライト(牝3、栗東・石坂正厩舎)と並んでゴールし、写真判定の結果、ハナ差これを下し優勝した。勝ちタイムは1分33秒4(良)。
2着シンハライトから1.3/4馬身差の3着には、6番人気アットザシーサイド(牝3、栗東・浅見秀一厩舎)が入った。
1着◎⑬ジュエラー (3番人気)
2着△⑫シンハライト (2番人気)
3着△⑩アットザシーサイド (6番人気)
4着○⑤メジャーエンブレム (1番人気)
3連複 5650円
3連単 20330円
前日販売から断然の人気(1.5倍)を背負っていた1番人気メジャーエンブレムは、惜しくも4着に敗れました。
敗因はいろいろとあるのでしょうが、まずはゲート、今日はちょっと出遅れ気味でスタートを切ってやはりというか今年も前を取りに行く馬が多く、思わぬ位置ではじめての馬群の中で揉まれる競馬になってしまったことが大きかった。
これまでが楽に先手を取って押し切る競馬ばかりだったこともあって、それでいてフルゲートの多頭数、桜花賞は内の枠の馬がそれほど来れていないのはやはりこういう馬群に包まれて思い通りのレースが出来ないと言うのもあるのかもしれないですね。
それに見事にハマってしまったメジャーエンブレム、直線見ながら外に出していくのですが、前にウインファビュラスがいて外からラベンダーヴァレイが蓋をする形で行き場がなくしてしまい、それでもわずかな隙をこじ開けるように割って伸びてはきましたが、その外から⑫シンハライトがエンジン全開で抜け出して行ってさらに後ろから末脚勝負に出たミルコデムーロ騎手のジュエラーの豪脚も爆発していて完全に遅れたし最後は3着の⑩アットザシーサイドにもかわされての4着でした。
キャリアの浅い3歳牝馬といえばそれまでですが、これまで5戦して大事な桜の舞台でゲートで出遅れとは運もなかったですね。
こう考えるとローテもどうだったんだろう?とか思ってしまいますね。結果論かもしれませんが・・・。
それにしても、1~2着馬はやはりチューリップ賞組みの1~2着馬でこの2頭は想像以上に強かったです。
⑫シンハライトもものすごい脚で抜け出して池添騎手も勝ったと思ったんじゃないでしょうか、そこからさらに後ろから追い込んだ⑬ジュエラーの電光石火の豪脚ね。
グングンと差を詰めていきゴール前は際どくなりましたがキッチリと差し切っていました。
ほんとに怖ろしいほどの末脚でした。
そして3着も末切れる⑩アットザシーサイドが食い込んできました。
他では5着に細江純子元騎手が良く見えたと言ってたアドマイヤリードも好内容で前走大敗からの巻き返しと最後は目立つ脚でした。
次の牝馬クラシック第2戦、オークスではもちろんこの上位2頭の3度目の対決も楽しみですがメジャーエンブレムの逆襲も含めて楽しみです。
今週は予想の方も買い目失敗。。。欲が出たー(-_-;)
来週こそは・・・。
もちろん来週は牡馬クラシック、皐月賞!今年はレベルの高い粒ぞろいの争いで大注目の皐月賞です。
とことで!