【マーチS・回顧】
中山競馬場で行われたマーチS(4歳上・GIII・ダ1800m)は、好スタートから先手を取った松岡正海騎手騎乗の8番人気ショウナンアポロン(牡6、美浦・古賀史生厩舎)が、そのままゴールまで逃げ切り、好位追走から脚を伸ばした1番人気バスタータイプ(牡4、栗東・佐藤正雄厩舎)に3/4馬身差をつけ優勝した。
勝ちタイムは1分52秒7(良)。
さらに3/4馬身差の3着に2番人気ドコフクカゼ(牡6、栗東・友道康夫厩舎)が入った。なお、3番人気イッシンドウタイ(牡7、美浦・伊藤圭三厩舎)はドコフクカゼとクビ差の4着に終わった。
1着△④ショウナンアポロン (8番人気)
2着△③バスタータイプ (1番人気)
3着…⑧ドコフクカゼ (3番人気)
11着◎サンマルデューク (4番人気)
3連複 5650円
3連単 50080円
絶好のスタートを切った④ショウナンアポロンがそのままハナに立ち、見事に自分のペースに持ち込み直線も振り切って優勝。
好スタートを切ったことで競ってくる馬もいなかったので引きつけてペースを落としての逃げ、直後に人気の3連勝中の③バスタータイプがいたものの2番手から差は詰まらない。
結局、そのままゴールまで押し切っての逃げ切り勝ちでした。
2着にもその人気の③バスタータイプが入り、黒い帽子2つ。
3番手争いはこれも内から抜けてきたイッシンドウタイが粘るところ、唯一大外から差してきた⑧ドコフクカゼがゴール前かわして接戦の3着に浮上。
狙ったサンマルデュークはじめ今日は中山も追い込み馬は不発の流れでいいところなしでした。。。
【高松宮記念・回顧】
中京競馬場で行われた高松宮記念(4歳上・GI・芝1200m)は、前3頭から離れた4番手でレースを進めた福永祐一騎手騎乗の1番人気ビッグアーサー(牡5、栗東・藤岡健一厩舎)が、直線で脚を伸ばして、3番手追走から一旦は抜け出した2番人気ミッキーアイル(牡5、栗東・音無秀孝厩舎)を捕らえ、これに3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分6秒7(良・コースレコード)。
さらに1.3/4馬身差の3着に3番人気アルビアーノ(牝4、美浦・木村哲也厩舎)が入った。
1着△④ビッグアーサー (1番人気)
2着△⑥ミッキーアイル (2番人気)
3着○⑧アルビアーノ (3番人気)
◎9着⑫ウリウリ (4番人気)
3連複 1740円
3連単 6690円
初の重賞勝利がG1高松宮記念!1番人気の④ビッグアーサーが得意の1200mで初のG1制覇!
デビューから5連勝した馬がついにG1の舞台でその能力を発揮しました。
それにしても、今年からBコース使用ということで内がいい先行に有利な馬場とは言われてましたが、これは差し・追い込み馬には相当、酷な馬場だなーという印象でした。
あれだけの速い流れて最後も前目の馬が止まらない展開。(上がりラスト3F34.0秒)
直線は3番手追走の⑥ミッキーアイルが逃げた2頭をかわして先頭に立ち、その直後から行っていた④ビッグアーサーが外から差し切って優勝。
2着にはその⑥ミッキーアイル、3番手はやや接戦も⑧アルビアーノが差を詰めました。
⑥ミッキーアイルが逃げるとも予想されてましたが3番手は正解でしょう。中井騎手のローレルベローチェは速かったですね。最後は失速しましたが・・・。
直線はごちゃつきましたが、なんとか捌いてきた⑧アルビアーノ、今日は馬場を考慮して中団あたりのいい位置につけた印象のウリウリも33.7秒で上がってくるも差が詰まらなかった。
後方で直線勝負に賭けたウキヨノカゼは豪脚で追い込んだが前が詰まってしまいブレーキ。。。
3着を脅かした人気薄のアクティブミノル(4着)、内を狙ったティーハーフ・・・。
まぁそれぞれがいい競馬をしましたけどね。
勝ったビッグアーサーの父は名スプリンター、サクラバクシンオーだし体系的にもスプリンター、やっぱりこの距離でこそでしょうね。
ただ、最終週にレコード連発っていうの、なんかなぁ。。。
今日は予想は残念な予想になってしまいましたが、来週はG1中休み、重賞は古馬のG2大阪杯、中山ではマイル重賞、ダービー卿CTです。
とことで!