【デビルズ・ノット】3.0/5.0
解説
むごたらしい児童殺人と冤罪(えんざい)としか思えぬ容疑者逮捕で話題となった、ウエスト・メンフィス3事件を映画化したサスペンス。犯人と断定された若者たち、その逮捕に疑問を抱く探偵など、さまざまな者たちの姿を通して事件の全貌に迫っていく。メガホンを取るのは、『スウィート ヒアアフター』のアトム・エゴヤン。『英国王のスピーチ』などのコリン・ファース、『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』などのリース・ウィザースプーンやデイン・デハーンらが顔をそろえる。彼らの妙演はもちろん、複雑怪奇でおぞましい事件の内容にも息をのんでしまう。
あらすじ
1993年、アメリカのアーカンソー州ウエスト・メンフィスで児童たちが無残にも殺害される事件が発生。彼らと顔見知りだったアイスクリーム売りの青年(デイン・デハーン)や現場近くにいた血まみれの黒人男性など、不審な人物がいたにもかかわらず、警察は16歳から18歳の若者3人を容疑者として逮捕する。私立探偵ロン(コリン・ファース)は、事件捜査の経過に疑問を覚えて独自に調査を開始。一方、被害者の母親パム(リース・ウィザースプーン)は、裁判で次々と浮き上がる捜査の矛盾などに戸惑いを覚える。
昨日は実話の殺人事件を映画化した『デビルズノット』を観ました。
児童3人が犠牲となった殺人事件、解説にもあるように「冤罪としか思えぬ」という容疑者たち、その裁判の再現によりストーリーは流れていく感じでした。
つまり決定的な証拠もないままにそして不審人物の目撃情報もありながらも判決が言い渡され深く疑問を投げかける様な映画でした。
こんな話が20数年前にあったのかというなんともやるせない事件であり裁判でした。
そして、ラストのテロップまでなんとも衝撃的で不可解なエンディング。。。
やはりこれも実際の事件であることから重みもあるし引き込まれるしゾッとしてしまいますね。
個人的にはなかなか引き込まれました。