【東海S・回顧】
中京競馬場で東海S(4歳上・GII・ダ1800m)が行われ、2番手でレースを進めた太宰啓介騎手騎乗の4番人気アスカノロマン(牡5、栗東・川村禎彦厩舎)が、直線で逃げた2番人気モンドクラッセ(牡5、美浦・清水英克厩舎)との競り合いを制して抜け出し、最後はこれに2馬身差をつけ優勝した。
勝ちタイムは1分51秒9(良)。
さらに3.1/2馬身差の3着に1番人気ロワジャルダン(牡5、美浦・戸田博文厩舎)が入った。
なお、3番人気インカンテーション(牡6、栗東・羽月友彦厩舎)は11着に終わった。
1着○⑥アスカノロマン (4番人気)
2着◎⑩モンドグラッセ (2番人気)
3着▲⑤ロワジャルダン (1番人気)
3連複 1120円
3連単 8200円
中京競馬場で行われたダート重賞東海ステークス、1番人気の⑤ロワジャルダンの浜中騎手が第1レースで最後の直線で急に外に逃げて外枠まで吹っ飛び落馬負傷、このレースも浜中騎手から横山和騎手に乗り替わりとなりました。
レース映像も見ましたが急になにかに驚いたように外に逃げてしまいコントロールできなくなってましたが、あそこまで外にいってしまうケースも珍しいですね。
しかし、浜中騎手にとっては不運の事故で早い怪我の回復をお祈りしてます。
そして、横山和騎手にとっては大きなチャンスでもあったのですが、惜しくも3着。。。
レースは予想どおり⑩モンドクラッセがゆっくりと先頭に立ちハナ、しかし出遅れ気味も押して2番手に不気味に⑥アスカノロマンがぴったりとマークするように追走して、そして今日は5番手あたりからレースを進める⑤ロワジャルダンとほぼそれぞれが理想のポジションでレースを進めてました。
しかしやはりゆったりとしたペースで流れて前の2頭に流れも向きました、最後の直線は完全に2頭の併せ馬状態での追い比べ、⑩モンドグラッセがもうちょっとここで差を広げられればと思ったのですが徹底マークされたのとさすがに重賞メンバーで厳しく最後は⑥アスカノロマンが抜け出して優勝。
それでも、前走から巻き返した形の2着に⑩モンドグラッセ、今日は休養明けの影響も少なからずあったでしょうしね。
そして今日はテン乗りに展開と脚質の差もあった感じの⑤ロワジャルダンが3着に浮上。
久しぶりのインカンテーションは4コーナーからいい感じできましたが、ここはやはり骨折休養明けの久々と展開的にもあの位置取りでは厳しかったでしょう。
まぁ次はもうちょっと変わってくるかもしれないでしょうけど、今日のところはこんなものでしょうね。
ローマンレジェンドも今年8歳で内目を突いたものの伸びきれず、これも展開恵まれれば食い込みもあるのでしょうが・・・。
【AJCC・回顧】
中山競馬場でアメリカジョッキークラブC(4歳上・GII・芝2200m)が行われ、中団でレースを進めた武豊騎騎乗の2番人気ディサイファ(牡7、美浦・小島太厩舎)が、直線で先行各馬を交わして抜け出し、外から追い上げてきた3番人気スーパームーン(牡7、美浦・藤沢和雄厩舎)に1.1/4馬身差をつけ優勝した。
勝ちタイムは2分12秒0(良)。
さらにクビ差の3着に7番人気ショウナンバッハ(牡5、美浦・上原博之厩舎)が入った。なお、1番人気サトノラーゼン(牡4、栗東・池江泰寿厩舎)は10着に終わった。
また、2014年安田記念以来の復帰となった11番人気ショウナンマイティ(牡8、栗東・梅田智之厩舎)は3コーナーで競走を中止した。
1着◎③ディサイファ (2番人気)
2着△⑪スーパームーン (3番人気)
3着…⑦ショウナンバッハ (7番人気)
3連複 6350円
3連単 30540円
今日は1ハロン長い距離が課題だったのですが好枠からスムーズな立ち回りを見せて4コーナーは抜群の手応えでまわってきた③ディサイファが貫禄の勝利を収めました。
武豊騎手もこれで30年連続の重賞勝利が確定しましたね。
今日は内の6~7番手から追走した③ディサイファ、結果次第ではドバイ遠征もあるというレースでベストの距離より若干長いという課題も無事クリア、やはり昨年の大きな成長、本格化した今の③ディサイファには勢いがある。
距離も今日のレース内容ならまったく問題なかったようですね。
夏から月一のペースで出走してきて、このあとドバイとなるとどうなんだろうというのもあるが今日の勝利で期待と楽しみの方もアップしたのは間違いないですね。
まぁしかし③ディサイファも毎回堅実に上位争いしてきて偉い馬です。
そして今日は鞍上もまた大きな偉業をまたひとつ加えてすごいですね。
2着以下は混戦だったのですが、大外から伸びてきた⑪スーパームーンが浮上、3着は器用さを見せて馬群から突っ込んできた⑦ショウナンバッハでした。
他では人気のサトノラーゼンも積極的に動いていくそぶりは見せましたが直線は伸びませんでした。馬がやめてしまったちょいうことでしたが広いコースのほうがというコメントもありましたがダービー2着の実績馬、なんとか巻き返しに期待したいとこですね。
ライズトゥフェイムも今日は弾けませんでしたが、いつもよりも前目のポジションでちょっと引っかかったということもコメントされてたのでじっくりといったほうが良かったのかもしれません。
最後にショウナンマイティ、1年7か月ぶりにターフに戻ってきてなんとかG1タイトルをという気持ちだったのでしょうが左前繋靭帯不全断裂を発症して競争中止、たぶん最悪の処置はなかったと思いますが豪脚を使う馬でもしも種牡馬に上がれればいいのですけど非常に残念でした。
来週は、根岸ステークスに中山を叩いて標準を定めてきたアンズチャン参戦!京都ではG1高松宮記念へとつづくスプリントロード、シルクロードステークスです。
それではまた来週。。。
とことで。。。