【ステイヤーズS・回顧】
中山競馬場でステイヤーズS(3歳上・GII・芝3600m)が行われ、中団後方でレースを進めたR.ムーア騎手騎乗の1番人気アルバート(牡4、美浦・堀宣行厩舎)が、直線で馬群の間から抜けて一気に後続を引き離し、最後は2着の7番人気カムフィー(牡6、美浦・池上昌和厩舎)に5馬身差をつけ優勝した。
勝ちタイムは3分45秒9(良)。
さらにクビ差の3着に4番人気トゥインクル(牡4、栗東・牧田和弥厩舎)が入った。
なお、2番人気メイショウカドマツ(牡6、栗東・藤岡健一厩舎)は6着、3番人気ファタモルガーナ(セ7、栗東・荒川義之厩舎)は7着に終わった。
1着▲②アルバート (1番人気)
2着…⑦カムフィー (7番人気)
3着△①トゥインクル (4番人気)
3連複 4790円
3連単 23390円
6着・・・◎⑧メイショウカドマツ
長くて見ごたえのあるステイヤーズS、3600mなのですが予想は残念な結果に・・・。
メイショウカドマツはスタートは良かったのですが、今日はユキノサムライ、プランスぺスカが果敢にハナ争い、カドマツも行かせようとしたのですが行かなかったみたいで3番手からになりました。
まぁしかし今日は久々もあってかブラックダイヤも掛かっていたしファタモルガーナも早めに進出してきて向こう正面で、前の3頭は苦しくなる展開、それでもメイショウカドマツは先頭に立って見せ場は作ったのですが、最後は後ろの馬に捕まってしまい失速。。。
蛯名騎手も、「これなら行ったほうがよかったかも」とあったように中途半端な形になって苦しい展開になってしまった感じでした。
もちろん、勝った②アルバートは3連勝の勢いそのままに圧勝、中団からロスなく立ち回り一瞬で抜け出し最後は突き放す強い競馬で4連勝とR・ムーア騎手の冷静な騎乗とそして堀厩舎、強かったですね。
その後ろに、メイショウカドマツと人気薄マイネルメダリストもきてましたが、大外から後方で直線勝負に出た横典騎手の⑦カムフィー、さらにステゴ産駒の①トゥインクルと伸びてきてゴール前2~3着が一気に変わるというレースでした。
⑦カムフィーは抜け目でしたが、2~3着馬も力をつけてきてるのと展開もうまく読んで乗ってきた好騎乗かなという印象でした。
【金鯱賞・回顧】
中京競馬場で金鯱賞(3歳上・GII・芝2000m)が行われ、好位の外でレースを進めた柴山雄一騎手騎乗の5番人気ミトラ(セ7、美浦・萩原清厩舎)が、直線で先行各馬を交わして抜け出し、最後は道中3番手追走から2着争いを制した1番人気ディサイファ(牡6、美浦・小島太厩舎)に1.1/4馬身差をつけ優勝した。
勝ちタイムは1分58秒8(良)。
さらにアタマ差の3着に4番人気サトノノブレス(牡5、栗東・池江泰寿厩舎)が入った。
1着△⑩ミトラ (5番人気)
2着○①ディサイファ (1番人気)
3着◎②サトノノブレス (4番人気)
3連複 3310円
3連単 22160円
メイショウマンボが逃げる展開でクラレントは2番手から、その後ろに①ディサイファ、パッションダンス、⑩ミトラ、②サトノノブレスなので、ある程度前にいないと厳しい開幕週の金鯱賞、しかし牝馬2冠のメイショウマンボは4コーナーで早々と失速、あれだけ強かった3歳時でしたがちょっと燃え尽きた感じが急激すぎてかわいそうな気もしてしまいますが、まぁそれでも翌年のヴィクトリアマイルでアッと言わせる走り見せましたもんね。
と、話は逸れたが、4コーナーからの追い比べ、最初にパッションダンスが気合いをつけつつ先頭に立ちその直後から⑩ミトラ、さらに後ろに①ディサイファと②サトノノブレスと並んで追ってくる。
一瞬、外から芦毛の馬体マイネルフロストが突っ込んできたが脚が止まる、そして今度は内で先行した
⑩ミトラ、①ディサイファ、②サトノノブレスが一緒に抜け出してくるが、1馬身前にいた⑩ミトラが押し切っての勝利、今日はすっきりと勝った印象の⑩ミトラ、出来もよかったんでしょう。
2着争いは接戦だったが、内の①ディサイファがアタマ差リードでゴールイン。
内でプレッシャーをかけられ内枠が仇になったということですが最後は地力で2着確保というとこでしょうか。
3着は②サトノノブレスでした。最後は食い下がるのが精いっぱい、しかしここ2走は頑張って走ってる印象、もうワンパンチきくといいのですが、ブリンカー効果か安定味はでてきましたね。
レーヴミストラル、ベルーフあたりも後方からいい脚できてはいましたが、今日は馬場と展開が向かなかったですね。
ちょっといつもと違って3連複で買ってみましたが金鯱賞は的中、本命が1着にこないと当てた感はないですけどね。
弱気な時はこっちでいいのかもしれないですね。
明日はどうしようかな。(;^_^A
明日は、中京競馬場で秋のダート頂上決戦!チャンピオンズカップです。
とことで。。。