京都競馬場でマイルチャンピオンシップ(3歳上・GI・芝1600m)が行われ、中団の外でレースを進めたR.ムーア騎手騎乗の4番人気モーリス(牡4、美浦・堀宣行厩舎)が、直線で先行各馬を交わして抜け出し、同じく中団から脚を伸ばした2番人気フィエロ(牡6、栗東・藤原英昭厩舎)に1.1/4馬身差をつけ優勝した。
勝ちタイムは1分32秒8(良)。
さらにクビ差の3着は、1番人気イスラボニータ(牡4、美浦・栗田博憲厩舎)と3番人気サトノアラジン(牡4、栗東・池江泰寿厩舎)の際どい争いとなったが、イスラボニータに軍配が上がった。
1着…⑯モーリス (4番人気)
2着▲⑩フィエロ (2番人気)
3着△⑤イスラボニータ (1番人気)
3連単 12000円
4着◎⑧サトノアラジン (3番人気)
⑯モーリス!強い!怪物級だった。堀厩舎さすがだな。自信持ってたもんね。
マイルCSは過去春からのぶっつけで勝った馬はいないという記事を週中に見たのですがそういう意味では順調に使えずにぶっつけという形になって着差以上の凄味ある末脚でねじ伏せたモーリス、今日の内容は混戦のマイル界に王者の誕生を告げる勝利ともとれました。
春秋マイルG1連覇!⑯モーリス!
スタートで1番人気の⑤イスラボニータが出遅れるというアクシデントもあった波乱のスタート、逆に⑯モーリスは好スタートから下げて中団、ちょうど内に⑧サトノアラジンと並んでの追走、中に⑩フィエロもいましたね。
⑯モーリスは外枠でしたが逆にごちゃつかない外で距離損はありましたがスムーズに直線に入れたし逆に内を進んだサトノアラジンは外に出すまでワンテンポ踏み遅れた、いやでもしかし最後の豪脚は完全に⑯モーリスが勝ってたしもう一頭、間を割って抜け出てきた⑩フィエロと馬体を並べて叩き合いになったのですが最後は突き離してのゴールでしたからやはり今日のレースは完勝でしょうね。
しかし、⑩フィエロもあと一歩でしたがマイルはギリギリなのか最後は及ばずの2着。
そして出遅れた⑤イスラボニータは内目の馬群を縫うように伸びてきての最後は大外のサトノアラジンと際どく写真判定になりましたがハナ差で⑤イスラボニータと言う結果になりました。
この馬は久々のマイルとスタートのタイミングと運もなかった、しかし確実にマイルでもトップクラスであるのは間違いないですね。
他では、今日は内を突いたアルビアーノ、一瞬抜け出して先頭に立ちましたが最後交わされました。「向こう上面でぶつけられてハミを噛んでしまい力んでしまった」と柴山騎手のコメントもありましたけど、それで最後見せ場十分の走りを見せたということで今後も楽しみでしょう。
まぁしかし、有力馬の休養明けぶっつけ、しかも予定を使えずというパターンはどうも疑ってしまうのですがこうも強い内容で勝たれてしまうとはね。
でも結果的には上位人気が上位争いをして上位を占めるという結果でしたね。
明日は3日間開催の最終日、2歳重賞東スポ2歳S、少頭数ですがなんとかしたいね。
とことで。。。