【小倉記念・回顧】
小倉競馬場で小倉記念(3歳上・GIII・芝2000m)が行われ、中団でレースを進めた松若風馬騎手騎乗の6番人気アズマシャトル(牡4、栗東・加用正厩舎)が、直線で外から一気に脚を伸ばして各馬を差し切り、同じく中団追走から伸びた2番人気ベルーフ(牡3、栗東・池江泰寿厩舎)に1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分58秒0(良)。
さらにクビ差の3着に3番人気ウインプリメーラ(牝5、栗東・大久保龍志厩舎)が入った。
1着◎⑮アズマシャトル (6番人気)
2着△⑤ベルーフ (2番人気)
3着…③ウインプリメーラ (3番人気)
見事な末脚で大外から差し切り勝ちを決めた、⑮アズマシャトルと初重賞勝利の松若騎手だったのですが、なんとも3着抜けで外してしまいました。。。
外枠でポジション的には後方に近いところで、やや4コーナーからふらつく様な仕草もあったのですが追い出してからグイグイと加速して突き抜けましたね。
前走はちょっとごちゃついた感じだったし、今日は大外からまわして不利なくそして馬場もパンパンの良馬場で調教も猛稽古してきた効果がばっちりでしたね。
2着の⑤ベルーフもいい感じで抜け出してきましたが、ここは初の古馬相手と皐月賞以来の競馬で使ってる勝ち馬との反応の差も大きく影響したんでしょう。
しかし、古馬との対決も内容的には悪くなかったしやはり重賞クラスの馬ということを再認識ですね。
さて、3着争いは、逃げる③ウインプリメーラに一瞬、人気のマローブルーも加わってきたのですがちょっと厳しい競馬で馬群の中捌いてきたのですが、最後は外から脚を伸ばしてきたクランモンタナも猛追、大混戦の3着争いになりました。
写真判定で③ウインプリメーラが3着、若干距離にも長めかと切りましたがよく踏ん張りましたね。
【レパードS・回顧】
新潟競馬場でレパードS(3歳・GIII・ダ1800m)が行われ、道中は好位につけ、徐々に前へ進出していった岩田康誠騎手騎乗の1番人気クロスクリーガー(牡3、栗東・庄野靖志厩舎)が、直線で逃げた2番人気ゴールデンバローズ(牡3、美浦・堀宣行厩舎)を交わして抜け出し、最後は中団から早めに動いて差を詰めた3番人気ダノンリバティ(牡3、栗東・音無秀孝厩舎)に3/4馬身差をつけ優勝した。
勝ちタイムは1分51秒9(良)。
さらに1.3/4馬身差の3着に11番人気タマノブリュネット(牝3、美浦・高柳瑞樹厩舎)が入った。
1着◎⑨クロスクリーガー (1番人気)
2着…⑫ダノンリバティ (3番人気)
3着…⑬タマモブリュネット (11番人気)
勝った⑨クロスクリーガーはもう危なげない取り口で王者のレース内容、これは強いですね。
こうなるとJDDで勝ったノンコノユメは怪物なのかと思う強さですよ。
まぁしかしこちらも本命はよかったのですが、ヒモがまるでだめでした。
もう一頭人気を分けたゴールデンバローズは最内枠といこともあって押し出されるような感じで逃げる展開になりました。
しかし、これが完全に勝ち馬にマークされてしまいよく抵抗はしましたが最後は一杯になってしまい後退して4着。
距離的にも若干長いのかもしれないし、気性とドバイ後いまいち噛み合ってない部分もあるんでしょうか。
立て直しに期待したいですね。
そして初ダートの2着⑫ダノンリバティが猛追しましたが、近親にヴァ―ミリアンがいる血筋でこれもダートで活躍できそうなレース内容を見せましたね。
3着は人気薄⑬タマモブリュネットでした。この馬も最後は果敢に追い込んで3着に浮上してきましたが、地方で条件戦を勝っての参戦、その前は東京のOPで見せ場がなかったのですが、末脚に賭ける競馬で善戦でした。
この馬も2走前はゲート後不利あったようで大敗も、それを除けばまだ底を見せてはいなかったのが死角になってましたね。
そんなわけで、来週は結果をでしたいところです。。。(+o+)