【アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ~アナザー~】2.5/5.0
解説
レイプされた女性が、謎の組織によって傷ついた心と体を癒やすと同時に復讐(ふくしゅう)鬼へと化すバイオレンスムービー。監督は、これまで短編を手掛けてきた新鋭マシュー・A・ブラウン。『ムカデ人間』のアシュリー・C・ウィリアムズが、か弱い女性から妖艶で冷酷な美女に一変するヒロインを力演する。『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』のタヒーナ・トッツィらが共演。凄惨(せいさん)な描写に加え、全体に漂うダークなムードにも息をのむ。
あらすじ
4人の男に襲われ、体にも心にも深い傷を負ったジュリア(アシュリー・C・ウィリアムズ)。彼女はレイプ被害者の心の癒やしを目的にしたセラピーという秘密組織があることを知る。先生と呼ばれる男と女性教官セイディ(タヒーナ・トッツィ)によってセクシーな美女へと変わったジュリアは、誘惑した男と体を重ねた後で殺害する。それは、過去の自分を葬り去る儀式だった。だが、それでもレイプされた怒りを鎮めることができない彼女は、個人的復讐(ふくしゅう)を禁じたセラピーの決まりを破り犯人たちを殺そうとする。
レイプ被害に遭った女性が冷酷、残虐な復讐の鬼と化す人気の「アイスピットオンユアグレイヴ」シリーズの3作目は「3」ではなく「アナザー」というタイトルに違和感はあったもののレンタルしました。
うん、確かにシリーズ同様、レイプ被害にあった女性の復讐劇を描いたものではあるのだが、これまでの2作と比べるとなんとも雰囲気、テンポ、スピード感ががなくてなにやら別の作品のよう。
評価も観てみたら今までの作品が高い評価だったのにこちらは標準を下回る低評価!
つまり、これ・・・でもパッケージとかみてもこのシリーズなのは間違いないし、なんでこんなに雰囲気変えちゃったのかわかりません。
復讐劇といえばやはりある程度スッキリさせるのとその憎しみをさらけ出す罰を与えるのが見所のわけだけどどうかドロドロ下雰囲気があってさ。
この作品だけ観たら普通なのかもしれないけど「アイスピットオンユアグレイヴ」のタイトル使うのなら期待はずれと言わざる終えない作品。
裏切られた感じだが、映像は綺麗な面もあり普通の評価に留めて置く。以下であっても以上ではない気はする。
