東京競馬場でクイーンC(3歳・牝・GIII・芝1600m)が行われ、中団でレースを進めた柴田善臣騎手騎乗の2番人気キャットコイン(牝3、美浦・二ノ宮敬宇厩舎)が、直線に入って横に広がった各馬の争いから抜け出し、最後は道中最後方から追い上げた3番人気ミッキークイーン(牝3、栗東・池江泰寿厩舎)をクビ差振り切って優勝した。勝ちタイムは1分34秒0(良)。
さらにクビ差の3着に1番人気ロカ(牝3、栗東・今野貞一厩舎)が入った。
前半 35.1-46.9-58.9 後半 37.1-35.1
クイーンSは無傷の3連勝でステイゴールド産駒の⑥キャットコインが力強く抜け出して快勝!
今週もクラシックに向けて新たなヒロイン候補が飛び出した。
有力馬はゲート不安のある馬もいて注目されたスタート、バラついたスタートで、やはり今回も出遅れた⑪ロカ、そして内では④ロッカフラベイビー、さらに⑥キャットコインもいいスタートではなかった。
キャットコインあたりはすぐに加速して中団につける、ロッカフラも行き足つけるがロカは抑えたのかダッシュつかないのか後方からの競馬で内にいれて壁を作りつつ追走、ー20kgが心配されたミッキークイーンは最後方に下げた。
そして先行争いはなんと②ダノングラシアスが押し出され気味にハナへちょっと掛かっていたかもしれない感じにも見えた。
そのまま淡々と流れて4コーナーから直線、②ダノングラシアスの逃げに並んでくる先行勢、③スマートプラネット、⑨ホワイトウインド、横に広がって後ろの集団も激しく追ってくる。
馬場の真ん中から勢いよく差を詰めてくる⑥キャットコイン、そして内から外に進路を取り伸びてくるのが⑪ロカ!
この2頭の一騎打ちになるのかっ!?
しかしゴール前大外から突っ込んでくる⑭ミッキークイーンが2頭に割って入る。
先頭は先に抜け出した⑥キャットコイン、2着は大外から突っ込んできた⑭ミッキークイーン、3着は⑪ロカとなった。
今日は先行勢は総崩れ、中断から後ろでの決着。
⑥キャットコインは中断から直線スムーズに抜け出した、やはりデビューから連勝で挑んできた実力は伊達ではなかった。直線力強く抜け出して押し切った。
一方⑪ロカはゲート出遅れで後方から、直線進路を内から外に持ち出すのに少々手間取ったぶんか。
前走よりは良かったがやはり不器用さが今回もアダとなった感じ、1戦ごとに競馬を覚えて行ければ期待できる。
そして最後方から⑭ミックークイーン、前走の勝ちっぷりから人気も集めていたが、未勝利からの参戦でメンバー、キャリア的にどうかと思ったが直線に賭ける競馬でよく追い込んできた。このあたりディープインパクト産駒がなせる技なのかな。
それと、ミッキーに追いすがるように追い込んできたアンドリエッテもディープ産駒で、内のメイショウメイゲツも先行勢でよく食い下がったディープ産駒。
勝てなくても存在感を示すディープインパクトの子供たち、恐るべしだ。
1着〇⑥キャットコイン (2番人気)
2着…⑭ミッキークイーン (3番人気)
3着◎⑪ロカ (1番人気)
単⑥440円
馬連 1730円
馬単 2850円
3連複 2700円
3連単 11550円
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ではまた(´・∀・`)ノ