【京都2歳S・回顧】
京都競馬場でラジオNIKKEI杯京都2歳S(2歳・GIII・芝2000m)が行われ、3番手でレースを進めたW.ビュイック騎手騎乗の6番人気ベルラップ(牡2、栗東・須貝尚介厩舎)が、直線で外に持ち出して前を交わし、最後は後方から追い込んできた2番人気ダノンメジャー(牡2、栗東・橋口弘次郎厩舎)をクビ差振り切って優勝した。勝ちタイムは2分4秒8(稍重)。
さらにクビ差の3着に5番人気シュヴァルグラン(牡2、栗東・友道康夫厩舎)が入った。なお、3番人気エイシンライダー(牡2、栗東・沖芳夫厩舎)は6着、1番人気ティルナノーグ(牡2、栗東・松永幹夫厩舎)は7着に終わった。
前半37.2-50.0-1.03.2 後半48.3-35.1
⑥ベルラップ
多少バラツキはあったもののこの馬はまずまずのスタート、稍重なので時計が遅いのは仕方ないがゆっくりとアイオシルケンがハナへ行き、⑥ベルラップも楽な手応えで3~4番手の位置から前に②エイシンライダーを置いて追走、このあたり人気の⑦ティルナノーグは後方3番手から脚を溜める。
4コーナーで各馬が動きを見せたあたりからこの馬も押して追撃態勢に、逃げる⑧アイオシルケン、2番手エイシンライダーが逃げる中3番手で追ってくるベルラップ、ビュイック騎手の右ムチに応えて伸びるあっさり前の2頭を交わして先頭、その後ろから追ってくる③ダノンメジャー、①フローレスダンサー、断トツ人気のティルナノーグは伸びない、さらに最後方の⑤シュヴィルブランがもの凄い脚で差を詰めてきてるがベルラップが半馬身抜け出して押し切った。
③ダノンメジャー
ゲートはタイミング合わずやや立ち上がり気味のスタートだったが、焦らず後方2~3番手に待機、ちょうど人気のティルナノーグと同じような位置、たぶんティルナノーグをマークして行っているような形でじっくり構えてしまったぶん最後届かなかったのかもですね。
それと審議になった最後の決勝線手前に勝ち馬の斜行でぶつけられる不利もありましたしね。
それでも大外から最後の伸び脚34.4は大したもの、今日の内容ではこの馬が一番強い競馬をみせたんじゃないかという印象でした。
⑤シュヴァルブラン
これもまずまずのスタートでしたが今日は最後方から追い込みに賭ける競馬で終始最後方の追走で直線だけの競馬でした。
直線に入ってきたときは最後方で圏外なのかと思いましたが、ラスト1ハロン切ってからはグングンと加速して馬群を割って伸びてきました、上がりは34.3と最速でダノンメジャーとはクビ差ですからなかなかの豪脚を秘めていてさらにヴィルシーナの弟ということで期待もできそうです。そして注目、人気も集めそうです。
さぁそして圧倒的な人気を裏切ってしまった⑦ティルナノーグですが、正直ここまで見せ場がないと力を出せなかったと言うことで、馬場?初戦も重馬場で勝ってたし反動的なものなのか、若さなのか。
パドック見た感じだとほかとは違う迫力を感じたのと解説の方も絶賛されてたほどなのでここはアッサリと勝って欲しい気はしたのですが、そこはやはり若駒、ものすごい強い勝ち方をして次走人気になってウンともスンとも走らなかった馬もいましたからね。
ただ、ディープインパクトの子で連勝で前走は最速の末脚でまだ余裕ある勝ちっぷりを見せた馬、巻き返しを期待したいですよね。
1着⑥ベルラップ (6番人気)
2着③ダノンメジャー (2番人気)
3着⑤シュヴァルブラン (5番人気)
単⑥1950円
馬連 3880円
馬単 10660円
3連複 8430円
3連単 68280円
やっぱり2歳は見送ればよかった。。。
ティルナノーグがきてても外れてたわ(´ε`;)
明日はジャパンカップ、そして京都では京阪杯です。
ばい|Д´)ノ 》 ジャ、マタ