【コンティキ】★★★
解説
ノルウェーの人類学者で海洋生物学者、トール・ヘイエルダールの実話を基に、太平洋の航海をダイナミックに描いた海洋アドベンチャー。南太平洋に浮かぶポリネシア諸島の人々の起源が南米にあることを立証すべく、ヘイエルダールが敢行したいかだ「コン・ティキ号」による8,000キロにも及ぶ旅を活写する。監督は、『ナチスが最も恐れた男』でコンビを組んだエスペン・サンドベリとヨアヒム・ローニング。危険を伴う壮大な冒険に挑む男たちの姿に圧倒される。
あらすじ
ノルウェーの学者、トール・ヘイエルダールは、南太平洋ポリネシア諸島の住民の起源が南米にあるという説を信じていた。ヘイエルダールはインカ帝国を征服したスペイン人の図面を参考にし、古代インカでも簡単に手に入る材料を使用し、コン・ティキ号という名前のいかだを作る。そして1947年、ついにペルーからポリネシアまで約8,000キロに及ぶ航海に出発する。
ちょっと気になっていた映画、実話を描いた『コン・ティキ』という映画を借りて見ました。
ポリネシア諸島の起源が南米にある説を信じたノルウェーの学者とそれに賛同するメンバーがそれを実証するための航海に出るという話。
ペルーから約8000km・・・気が遠くなる距離ですよ。なにか大きなことに挑戦するってことはすべてを捨てなきゃいけないときがあるといいますが、トールは家族、妻の反対を押し切って航海に出る決意をする。
真の冒険家といえばそれもあるが、いわゆる登山家にそこに山があるから登るんだというようなことなんだろうね。
コンティキの場合はアジアから来たという説が有力にあったらしく、他の関係者は認めなかったそれを証明するための過酷な旅へ向かう男たち。
途中で待ち受ける嵐やサメ、鯨、はたまたコンティキ号の強度などの困難も乗り越え無事にたどりつけるのか。
思った以上に困難の映像が迫力あったしサメのあれはホントに実話?盛った?そこらへんはわからへんけど、映像もさることながら息を呑むシーン、冒険家の危険と隣り合わせの物語に感動した。
最後にポリネシアに着いたら読んで欲しいと預かった妻からの手紙にはなにが書かれていたのだろうか。。。
壮大な実話に酔いしれろ。。。
