【青葉賞・回顧】
東京競馬場で青葉賞(3歳・GII・芝2400m)が行われ、道中は後方に構えた吉田豊騎手騎乗の10番人気ショウナンラグーン(牡3、美浦・大久保洋吉厩舎)が、直線に入って外から脚を伸ばし、中団から一旦は抜け出した1番人気ワールドインパクト(牡3、栗東・友道康夫厩舎)をゴール寸前で捕らえ、これにアタマ差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分26秒5(良)。
さらに1/2馬身差の3着に4番人気ヤマノウィザード(牡3、栗東・山内研二厩舎)が入った。
ダービーに向けてのトライアルは激しいレースになった。最後は外からジワジワ脚を伸ばしてきた人気薄ショウナンラグーンがゴール直前人気のワールドインパクトをハナ差捉えて優勝、夢のダービー切符を手にした。
なお、ダービーへの優先出走権は2着のワールドインパクトまで与えられた。(予想記事で間違えて3着までと書いてしまいました。ごめんなさい)
さて、レースはまずゲートで2番人気ラングレーが出遅れて1馬身くらい遅れての競馬、ややタイミング合わなかった馬も数頭いまいたね。
そこで行けば行けただろうけどラングレーは控えて後方に、逃げたのはゆきやなぎ賞を逃げ切ったシャンパーニュ、大外からアドミラルシップも前につけて2番手、3番人気毎日杯を勝ったマイネフロストは内ラチ3番手から、ワールドインパクトも前を見ながら7番手くらいにつけている。
その後ろ中段ぐらいの内にヤマノウィザード、ショウナンラグーンはさらに後ろの位置、ラングレーは後方3番手、ファーガソン最後方。
直線に入るとまずは、ウィンマーレライが早々と先頭に抜け出して先頭、これを見て仕掛けたのが人気のワールドインパクト、2頭の叩きあいはラスト100mでウィンマーレライが失速、ワールドインパクトが単騎で先頭、後方から追ってくるヤマノウィザード2番手、そしてさらに後ろから脚を伸ばしてきたショウナンラグーンが最後に大外から前を飲み込みにかかる。
ヤマノウィザードはやや遅れての3着、1~2着は微妙だったがスローで見るとハナ差ショウナンラグーンがワールドインパクトに先着。
惜しいレースの続いていた印象のショウナンラグーンが初の重賞タイトルと夢の日本ダービーの優先出走権を手にした。
ワールドインパクトもダービーの切符を手にしたが、ウインに早めに来られた分この馬もやや仕掛けがはやくなったか。最後はキッチリと差し込まれた結果になってしまった。
3着ヤマノウィザードは後一歩で涙を飲むかたちになった。この借りは秋に晴らして欲しい。
そして勝った10番人気ショウナンラグーンは祖母にオークスなど牝馬G1を勝ちまくった名牝メジロドーベル!
ラングレーは内を突いたが伸びがジワジワとしか来れず、あとはアンカツさんも言われてたけど注目してたファーガソンは未勝利勝ちから果敢に挑戦したがちょっと行き場に迷いがあったようなフラフラしてたような競馬だったがいい末脚を秘めてるようで今後も注目したい。
1着⑪ショウナンラグーン (10番人気)
2着②ワールドインパクト (1番人気)
3着⑬ヤマノウィザード (4番人気)
単⑪5310円
馬連 4990円
馬単 19460円
3連複 12190円
3連単 138430円
明日は古馬の長距離決戦!天皇賞・春です。
それではまたあすヽ(´▽`)/