【京都記念・回顧】
京都競馬場で京都記念(4歳上・GII・芝2200m)が行われ、先手を取った横山典弘騎手騎乗の6番人気デスペラード(牡6、栗東・安達昭夫厩舎)が、直線に入って一旦は他馬に抜かれるも、そこから二の脚を見せて再び先頭に立ち、外から差を詰めてきた2番人気トーセンラー(牡6、栗東・藤原英昭厩舎)の追撃を3/4馬身振り切って優勝した。
勝ちタイムは2分16秒0(稍重)。
さらに1.1/4馬身差の3着に4番人気アンコイルド(牡5、栗東・矢作芳人厩舎)が入った。
まんまと逃げ切ったデスペラード横山典騎手!
まさかの惨敗、ジェンティルドンナ!
逃げ馬が不在と言うことでの逃げの手を打った典騎手、そしてゲートで落ち着き欠くようなとこを見せていたジェンティルドンナ、2番手のアンコイルドの後ろでやや掛かりぎみのところを抑え3番手の追走。
トレイルブレイザーも控えて単騎逃げで超スローに流れていく。
4コーナー手前からスローを見越しての動きなのかトゥザグローリーが早めに前に上がってきた。
外から交わされてジェンティルドンナも怯んでしまったのか?しかしこれまでも不利を覆す根性のあった馬だけに敗因がわからないが、直線でもう手応えはなくなって下がってしまった。
逆に言えば、これもデスペラードの逃げ戦法に味方した形で楽になった部分もあるしジェンティル目標にしてた馬の追い出しも遅れたろうし、なにはともあれデスペラードはしてやったりということでしたね。
もう、これはペースを見越しての差し馬を逃げさせて勝たせる横山典騎手の大胆な作戦、好騎乗の勝利でしょうね。
1着▲⑪デスペラード (6番人気)
2着△⑩トーセンラー (2番人気)
3着〇⑨アンコイルド (4番人気)
単⑪3430円
馬連 4270円
馬単 13700円
3連複 7420円
3連単 81540円
しかし、ジェンティルドンナの敗因がよくわからないもののなんとなく嫌な予感はしてた休み明け、1.6倍の圧倒的な人気、先を見据えた余裕の仕上げ、ゴールドシップしかり、オルフェしかり・・・ですね。
休養明け初戦の怖さを再びですね。
明日は東京新聞杯、明後日はクイーンカップ、まずは馬場の回復、除雪作業、無事にいってくれることを祈ります。