【宝塚記念レース回顧】
阪神競馬場で上半期GIシリーズの総決算、宝塚記念(3歳上・GI・芝2200m)が行われ、大注目の「4歳3強対決」はレース序盤、大方の予想通りに6番人気シルポート(牡8、栗東・西園正都厩舎)が果敢に単騎ハイペースで飛ばし、大逃げを打つ展開に。
その中で、スタート後に鞍上内田博幸騎手が押して押して先団へと取り付き、道中は4番手を追走する形になった2番人気ゴールドシップ(牡4、栗東・須貝尚介厩舎)が、3~4コーナーも追い通しで最後の直線に向いてくると、直線半ば坂下残り300mでようやくエンジン点火。「4歳3強」の中で真っ先に抜け出し、2番手追走から早目抜け出しを図る5番人気ダノンバラード(牡5、栗東・池江泰寿厩舎)を一気に捕らえて先頭へと躍り出ると、その後は力強いフットワークでゴールまで駆け抜け、2着以下に3.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分13秒2(良)。
さらにクビ差の3着に、3番手追走も直線での伸び脚を欠いた1番人気ジェンティルドンナ(牝4、栗東・石坂正厩舎)が入った。なお、天皇賞・春を制した3番人気フェノーメノ(牡4、美浦・戸田博文厩舎)は反応悪くさらに1/2馬身差の4着まで、5着は4番人気トーセンラー(牡5、栗東・藤原英昭厩舎)の順で掲示板は確定。
というわけで春のG1シリーズを締めくくるグランプリ宝塚記念はゴールシップが春の天皇賞の借りを返す積極策で押切りを決めて優勝しました。
なんと言っても、今日は出鞭を打って押して押しての先行策をしたゴールドシップ、昨日テレビで安藤勝己元騎手の言ってたように「同じ乗り方はしないと思う」、「鞭使って先行してくるかも」って言ってたとおりの策でさすがアンカツ、恐るべしと感心し直しでびっくりクリビツした。
しかしそれが見事にハマるとはこれまたびっくりクリビツでした。
どうも阪神は直前まで雨降ってたようで良馬場でもかなり下が柔らかい状態だったようで、これもゴールドシップに味方したことは言うまでもない。
それにしても、積極的な攻めで新たな面をみせて優勝したゴールドシップと内田騎手、そしてあのスタミナはやはりこの馬のすごいところですよね。
逆に本命に推したフェノーメノは下が渋ったことによりここ数走のような切れある末脚は使えず馬券圏内も外し4着が精一杯。
後のコメントでこれほど道悪が苦手とは・・・と蛯名騎手のコメ見ても納得するモタつきを見せたフェノーメノ。。。残念
そして、2着に得意のコース距離で頑張ったダノンバラード、やっぱり坂のあるコースでは頑張りますね。
3着は牝馬ジェンティルドンナが追いすがるも最後までダノンを交わせず。。。
最後に対抗にしたトーセンラーも良馬場でこその馬、5着にきたことを今後につながると思いたい。
1着⑩ゴールドシップ (2番人気)
2着④ダノンバラード (5番人気)
3着⑪ジェンティルドンナ (1番人気)
単⑩290円
馬連 5150円
馬単 6180円
3連複 2910円
3連単 23420円
ちなみにゆっさんの激推奨の1500万条件の身で挑戦したタニノエポレットは11番人気ながら9着と大健闘。
あわや、騙されるところでしたwww
来週からはサマーシリーズ、まぁのんびり行きますか~
それではまた来週(´・ω・`)