【日本ダービー・回顧】
東京競馬場で第80回目のメモリアルを迎えた日本ダービー(3歳・GI・芝2400m)が行われ、道中は後方から3番手を追走していた武豊騎手騎乗の1番人気キズナ(牡3、栗東・佐々木晶三厩舎)が、3~4コーナーでもじっくりと脚を溜めて回りいよいよ最後の直線へ。残り300mを迎え、18頭の馬群は一気に凝縮。その中から、レースを引っ張り途中から2番手に控えた8番人気アポロソニック(牡3、美浦・堀井雅広厩舎)が僅かに先頭に立ち、残り100m手前では中団待機策から3番人気エピファネイア(牡3、栗東・角居勝彦厩舎)が抜け出してくるが、それも束の間、ゴールまで残り60mでキズナが大外から一気の伸び脚で各馬を呑み込んで、2着エピファネイアに1/2馬身差をつけ優勝した。
勝ちタイムは2分24秒3(良)。
さらに1.1/4馬身差の3着にアポロソニックが入り、健闘光った13番人気ペプチドアマゾン(牡3、栗東・吉村圭司厩舎)が4着、5着が皐月賞馬でゴール前の伸び脚を欠いた2番人気ロゴタイプ(牡3、美浦・田中剛厩舎)の順で確定。
なお、4番人気コディーノ(牡3、美浦・藤沢和雄厩舎)は終始リズムに乗れず9着に敗れている。
今年の日本ダービーは京都新聞杯からダービーに挑戦してきたキズナが頂点に立ちました。
武豊騎手にとっては5度目のダービー制覇!
先にも後にもこの記録を破るような騎手は21世紀中には現れないでしょうねwww
元々は佐藤哲三騎手が乗っていた馬で落馬負傷で決まった鞍上、これもダービーへの運の強さ、豊騎手の運の強さでしょうね。
そして父はディープインパクト、お姉さんは牝馬3冠のファレノプシスだから運命というのもあったでしょう。
レースはアポロソニックが思い切って逃げる、サムソンズプライドは競らずに2番手も、メイケイペガスターが向こう正面あたりから掛かって先頭にいっちゃいましたね。。。
ロゴタイプは5番手の好ポジション、キズナは後ろから3~4番手。
そのまま直線で逃げるメイケイペガスターとアポロソニックの外からはペプチドアマゾンが一旦先頭におとりでてくる場面もあってその外からロゴタイプも飛んでくる、しかし坂上で勢いは止まり、さらに外から今度はエピファネイアが抜け出し先頭に立った瞬間・・・大外からキズナが飛んできた!
ものすごい末脚
!「ダービー馬はダービー馬から」という言葉があるが、まさに父ディープインパクトからキズナへ受け継がれたダービー馬のタイトル!
そして、ダービーは2着だったシンボリクリスエスの子エピファネイアは父の雪辱を晴らせず2着。
福永騎手もダービジョッキーの座はおあずけという結果に。。。
しかしエピファネイアも前の馬に接触したのかつまづくようなシーンがあって落馬するかと思いましたがあそこで怯まずに走ったエピファネイアも根性はたいしたものでした。
3着には逃げた外国産馬アポロソニック。
先週から前残りの多かった東京競馬場の馬場を味方にいいレースができたんじゃないでしょうか。
1着 ①キズナ (1番人気)
2着 ⑨エピファネイア (3番人気)
3着 ③アポロソニック (8番人気)
単①290円
馬連 970円
馬単 1600円
3連複 17130円
3連単 54950円
【目黒記念結果】
東京競馬場の最終12Rで目黒記念(3歳上・GII・芝2500m)が行われ、道中は後方集団のインコースに控えていた内田博幸騎手騎乗の4番人気ムスカテール(牡5、栗東・友道康夫厩舎)が直線に向いて残り200mで一気に先頭に立ち、先行馬を見ながら運んで早め抜け出しを図った2番人気ルルーシュ(牡5、美浦・藤沢和雄厩舎)に最後は1.1/2馬身差をつけ優勝した。
勝ちタイム2分29秒6(良)は、レコードタイム。
さらに3/4馬身差の3着に、直線に向いて外から脚を伸ばした3番人気カフナ(牡5、栗東・池江泰寿厩舎)が入った。
1着 ④ムスカテール
2着 ⑯ルルーシュ
3着 ⑪カフナ
単④880円
馬連 2780円
馬単 6440円
3連複 7590円
3連単 48790円
来週はベストマイラー決定戦!安田記念(G1)です。
今年はスプリントの王者ロードカナロアも参戦して激戦、好戦、必至のマイル戦になりそう。
ぢゃ、また来週(・∀・)