【オークス回顧】
東京競馬場で牝馬クラシックの第2弾・オークス(3歳・牝・GI・芝2400m)が行われ、レース序盤は4番人気クロフネサプライズ(牝3、栗東・田所秀孝厩舎)が単騎で飛ばす縦長の展開。その中で、道中は中団のインコースで待機していた武幸四郎騎手騎乗の9番人気メイショウマンボ(牝3、栗東・飯田明弘厩舎)が、4コーナーで馬群が一団となる際に徐々に先団争いへと接近。各馬の鞍上の手が激しく動く中で直線に向くと、残り300mで外から一気に先頭に立ち、中団待機策から連れて追い込んだ5番人気エバーブロッサム(牝3、美浦・堀宣行厩舎)に1.1/4馬身差をつけ優勝した。
勝ちタイムは2分25秒2(良)。
さらに2馬身差の3着に、最後方追走からゴール前で追い込んだ1番人気デニムアンドルビー(牝3、栗東・角居勝彦厩舎)が入った。そのあと4着に、ゴール前で内から脚を伸ばすも力及ばずの3番人気アユサン(牝3、美浦・手塚貴久厩舎)、5着は17番人気フロアクラフト(牝3、栗東・西園正都厩舎)の順で確定。
大混戦のオークスを勝ったのは桜花賞大外枠に泣いたメイショウマンボ!
父スズカマンボに大きなタイトルを贈った。
宣言通りクロフネサプライズが逃げ、サクラプレジールやトーセンソレイユもその直後から行きましたね。
クロフネサプライズの逃げは大逃げに・・・。
人気のデニムアンドルビーはやや出負けのスタートでもう最後方から前走のまくりを決める構え。
しかし昨日からの前々の粘る馬場ではある程度の位置にいないと勝てない。
直線まで内でジッとしていたメイショウマンボが直線やや外目に持ち出し前が空くとグイグイと抜け出してそのまま押し切り!武幸四郎騎手7年ぶりのG1制覇は牝馬クラシックオークス!
2着にはエバーブロッサムが外目から差し込んできたが勝ち馬との差は詰まらず。。。
そして3着にはデニムアンドルビー、これはよく追い込んできたもののスタートのミスが尾を引いた。
さしがに前走とは相手も違うしまくりも前走のようなスムーズには上がって行けず、最後の脚は目立つものがあったが3着までだった。
1着 ③メイショウマンボ (9番人気)
2着 ⑬エバーブロッサム (5番人気)
3着 ⑤デニムアンドルビー (1番人気)
メイショウマンボは血統的には天皇賞春を勝ってるスズカマンボの子だし母父も有馬記念勝ちのグラスワンダーなのでなんの問題もなかったのですが、失礼ながらスズカマンボってやや地味な印象が強いので桜花賞組でも消しちゃいました。
結構、そういう人も多かったんじゃないでしょうか。
しかしながら、幸四郎騎手はかなり期待してた馬だし今日はロスのない競馬でこの馬の力を十分に発揮させたというまさに人馬一体の勝利でしたね。
最後に表彰式に向かうとき幸四郎騎手が涙してるのみてあ~堪えてたんだなぁと思って胸が熱くなりましたね。
単③2850円
馬連 13880円
馬単 31120円
3連複 15610円
3連単 150480円
さて、いよいよ来週は栄光の東京優駿~日本ダービー~です。