【セクレタリアト/奇跡のサラブレッド】8点
解説
1973年にアメリカで3冠を獲得した競走馬セクレタリアトの馬主ヘレン・チェナリーの半生をダイアン・レイン主演で映画化した伝記ドラマ。米バージニア州の主婦ヘレン(レイン)は父親が持つ競走馬の育成牧場メドウ・ステーブルを経営難であることを知りながら引き継ぐ。最初は戸惑うばかりだったヘレンだが、トレーナーのルシアンと出会ったことから、積極的に男性社会である競馬ビジネスの世界に足を踏み入れていく。監督は「ワンス・アンド・フォーエバー」のランダル・ウォレス。
セクレタリアト
1973年のアメリカ3冠を始めとした数多くの大記録を打ちたてたアメリカ合衆国を代表する競走馬である。馬でありながら20世紀のトップアスリートの上位にもランクされた。異名は「燃えるような赤毛」と称された馬体から「ビッグ・レッド」 (Big Red) 。この異名はアメリカ競馬史上屈指の名馬であるマンノウォーから世代を超えて受け継がれた。主戦騎手はロン・ターコット。
日本で昨年公開された映画で小さい劇場でしか公開されなかったのでDVDでようやく観ることができました。
まぁ競馬に興味ない人が観たらどうかな?って感じはありますが、ディズニー映画でわりとわかりやすく描かれている実話映画じゃないかと思います。
セクレタリアトはそれこそ競馬ファンの人なら血統表などでも見る名前だと思います。
その父がボールドルーラーのアメリカ最強馬で3冠目のG1ベルモントSを距離不安説を跳ね返し31馬身差で圧勝した馬で、これだけ聞くと知らなければありえない圧勝ぶりでほんとうに奇跡のサラブレッドと言えると思いますが、奇跡というのはそれだけでなくこの物語でその裏の人間ドラマで明かされていきます。
これは自分にとってはなかなかいい映画でした。
レースも実際の内容を忠実に再現されていてよくできています。
YouTubeなんかで実際のレース動画もあるので見比べてみるのも面白いでしょう。
