運命なんて大嫌いだ


初めから僕らは離れる運命だったのでしょうか

9人の時に大きな夢の1つを叶える事はできなかったのでしょうか

また嬉しいお仕事があったらしい

とても嬉しい

すごく悔しい

どうして、いまさら、、、


最近ふと4人の事を思い出す度に「大嫌いだ」って思いそうになる

怒りのようなドロっとしたものが胸の底にグラグラと湧いてくる

でも私は4人のこと心の底から大好きで大切だから、「運命なんか大嫌いだ」って言い換えることにしてみた



5人でいるのを見ると、「5人だなぁ」と思う

9人の写真を見ると、何を思うでもなくただただ愛しくて、胸のあたりがじんわり暖かくなって涙が出てくる

その事実に苦しめられる日もあった

私の、9人に対する感情 と 5人に対する感情 はここまで違うのかと

5人それぞれの事もMeseMoa.というグループの事もこんなに愛しているのに


大きなステージセット、怒涛のセトリ、凝った映像、眩しい照明、新しくアレンジもされつつ引き継がれた音

以前と変わらない熱量とクオリティで、おもしろくてかっこよくてかわいい“MeseMoa.のライブ”

きっともうこのツアーが始まることに、“5人のライブ”に不安を抱く人はいなかったんじゃないかと思う

先日のセミファイナルでリーダーも「安心してツアーをまわれた」というような事を言っていた

私も本当に楽しみにしていた

そして期待以上に楽しくてまぶしいツアーだった

望んでいたことだった

信じていた未来だった

私はこの未来を待って立とうと決めたんだ

その未来にたどり着けた

そう感じた


『良かった』ってホッとしたからか、まだまだ自分がグラグラした感情を処理できていないのを自覚したのかもしれない

処理できるものなのか、処理すべきものなのかすらいまだによくわからない

単に冬が来て寒くなったせいかもしれない

「楽しかった」「良いライブだった」「素敵なツアーだった」

今の私の心はそれだけじゃない


けどこれでいいのだ、きっと、まだ今は


10年以上かけて育った愛がたった1年でどうこうできるわけがない

何よりも大切な愛だし、無理にどうこうしようとせずにしぬまで抱えてやろうと今思った


それで良かったと、MeseMoa.が証明してくれるだろうし


これからもMeseMoa.以上にMeseMoa.を信じて生きてやる