お前はもう ほぼ死んでいる…

 

前記事で「A-TEEN」のこと書いたら、久々にドラマのこと書くのって楽しいな!ってなったので、またドラマについて書いてみます!

 

にしても、なぜこのドラマを選んでしまったのでしょうw

 

イム・シワン(ミセン~未生~)×

イ・ドンウク(トッケビ)主演ドラマ!

 

の誘い文句にのせられて、軽い気持ちで見てはいけない。

それが…

 

「他人は地獄だ」

(2019年)

 

ねぇ、こんな怖いドラマある😅?

 

本当に、今まで見たドラマの中で

 

一番怖い…

 

てゆうか、

 

一番エグい…

 

率直な疑問。


なんでこのドラマ

つくったん🤣?

 

もう見たこと忘れたいw

一刻も早く忘れたいんですが、あまりにインパクトが強すぎて…

 

「他人は地獄だ」予告編

 

いや、すーごくよくできてるドラマなんですよ。

つくりが雑、とか全然そういうことじゃないんです。

 

イム・シワンもイ・ドンウクも、演技めちゃくちゃ上手いし。

時間の経過と、心理状態の変化もすごい見ごたえあるし。

 

ただ…

 

怖さのレベルが、

テレビじゃないww

 

映画ならわかりますよ。

でもこれがドラマって…韓国すごい…

 

韓国のドラマって、怖さとかエグさ表現のレベルが、なんか日本のドラマと違うなって思うこと、今までちょいちょいありましたけど、そういう話じゃないの。後半なんて

 

放送禁止レベルの

エグさ連発

 

エグすぎシーンとか、凶器にモザイクかかってたけど、かかってなかったら本気で泣いてたと思う…あれ、そのまま流してんのよね?韓国では?さすがに食欲なくすわ…

 

可愛くてキレイなお顔のイム・シワンが見れるのって、ほとんどなかった気がする。

 

終始こんな顔に

そりゃなるわ

 

イ・ドンウクのニタァアアアって笑顔が、夢に出そうなレベルでまぁ怖い怖い…

でもこう見るとカッコいいな…

 

仕事でもプライベートでも

歯が大好きです💘

 

以下、少しだけネタばれしながら、あらすじと感想を書いてみます。少し。

 

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主人公は、小説家志望の青年、ユン・ジョンウ(イム・シワン)。

 

ジョンウは、大学時代の先輩(ジェホ)が起業した会社(演劇のポスターなどをつくるデザイン会社)で働くために、釜山からソウルに上京してきた。

ソウルにはすでに仕事をしている彼女(ジウン)もいる。

 

といっても正社員ではなく、インターン採用。生活の見通しがなかなかつかないような、かなり不安定な状況。

 

仕事を紹介してくれた先輩(ジェホ)は、特に優しいってわけでもなく、いちいち恩着せがましくて、“意地の悪くなった鈴木亮平”みたいな雰囲気漂わせてますw

 

彼女(ジウン)もマスコミ系の会社で働いているんですが、ジョンウよりは好条件な感じ。これまたイヤミな女性上司が面倒。

 

で、お金が全然ないので、考試院(コシウォン)を探して住もうとするんですけど、予算が本当になくて、4万5万くらいの家賃も高すぎて無理って感じなんです。

 

いろいろ物件を見て、家賃を下げるにつれて、露骨に雰囲気が悪い考試院になっていきます…

 

最後に行きついたのが、「エデン考試院」という古びた考試院で。

2万弱くらいだったな?

 

もう3階の入り口の雰囲気ヤバいし、大家さんの顔がすでにヤバいしw

 

そこのあなた

新鮮な生肉食べない?

卵もあるわよ

 

韓国ドラマ・映画見てて、この大家さん(イ・ジョンウン)との遭遇率高すぎ!

 

なんといっても映画「パラサイト」(2019)の家政婦役。

ドラマ「椿の花咲く頃」(2019)の育児放棄オンマ役。

最近見た映画「ハッピーログイン」(2016)では、不動産屋役だった。

普通の人の役やってると、拍子抜けするw

 

エデン考試院の下見中、大家に

「4階の女性専用フロアは、火事があってそのままボロボロだから行かないでね?」って言われたら、絶対その時点でやめるわw

 

火事にあってない3階が、火事にあったみたいにボロくて暗くて陰気なのに…

 

陰気さは十分感じながらも、お金のことを考えて、エデン考試院の303号室に入居することにしたジョンウ。

 

もうね、

この決断が一生を左右する大惨事に。

 

物件を決める時は、予算との相談も大事だけど、感じ取った雰囲気とか自分の直感とか、そういうのを無視しちゃいけない…

 

この教訓を得ましたよね。このドラマで。

 

3階に住む人は、おかしな人たちばかり。

 

・エキセントリック大家

以外に

 

・A●大好きタンクトップメガネ

・常時グフグフ笑ってる丸刈り双子

・影のような暗さを纏うイケメン

・歯医者なのになぜにココに?(イ・ドンウク)

 

ここで話ができる人は、まぁ歯医者のムンジョ(イ・ドンウク)だけかな…って思いながらも、イ・ドンウクのニタニタ笑顔に違和感を感じるジョンウ(イム・シワン)。

 

ジョンウ!

その感覚大事にして!

今すぐ手ぶらで逃げて!

 

会社に出勤すれば、社長の先輩(ジェホ)は常に上下関係でマウンティングしてくるから超面倒くさいし、何より隣の席の男は“悪いオタクの見本“”みたいだし、その隣の男が好きなデザイナーの女性は、イケメンのジョンウに親切なもんだから、さらに目の敵にされるし。

 

出勤しても地獄、帰宅しても地獄…

彼女にも全然会えないし…

お互い疲れ過ぎて会う気力もない…

気づいたら、いたはずの住人いなくなってるし…

 

家が辛い…会社が辛い…

結婚なんてまだ到底考えられない。

頑張っても報われそうにない…

 

もう何も考えたくない…そんな時に限って兵役時代のトラウマが猛烈に蘇ってくる…

 

考試院は地獄だった…

いや

社会全体が地獄だった?

 

時々怒りがピークに達して、社長の先輩をぶん殴るような想像をするジョンウ。

その時の、イム・シワンの顔!!すごい顔してた!!

 

考試院のクレイジーピーポーたちの中で、ジョンウ(イム・シワン)の恐怖と怒りも頂点に達していきます…

 

おかしいのは誰なのか。

どうして自分(ジョンウ)は、こんな不遇な目に遭わなきゃいけないのか。

 

考試院のヤツらと僕(ジョンウ)を一括りにされるなんて、耐えられない。

警察も頼りにならない!誰か助けて!!

 

考試院は間違いなく“地獄”だった。

けどこの人たちが“悪”で、ジョンウは根っからの“善”なのか。

 

“悪”って、潜在的なものなのか、ある条件によっては誰でも芽生える可能性があるものなのか。それとも“悪”にも素質があるのか。

 

イ・ドンウクが壁にあけた小さな穴から、じっと303号室のイム・シワンを見つめるあの目は、一体ジョンウの何を見てたのか…

 

見てる間ずっとサイコ🔪でホラー。

ミステリーとかサスペンスとかより、やっぱりホラー…

 

精神的にも視覚的にもグッタリきます。

本当にグッタリ😅

 

警察の女性、ずっと一人でエデン考試院のこと怪しんで、危険に踏み込んでるのに、警察が全然協力的じゃなくて、腹立ったわ~後半、ずっと警察に怒ってた😤

はよ来い!!も〜。

 

でも、イム・シワンの変貌は本当に見ごたえがあるし、イ・ドンウクの狂気具合も凄すぎて…

 

なんでイム・シワンは、除隊後の復帰作として「他人は地獄だ」に出演したんだろ?

 

って思ったんですが、どうしたってイケメンな役が来そうだから、そうじゃない役に挑戦したかったのかしら?って、思いました。

 

だとしたら大成功。

本当に怖かった。

おかしくなっていく様子が本当に。

 

「ミセン」大好きすぎて、見てる間ずっと「グレが、チャン・グレが壊れていくよ~😭グレ~グレヤ~😭」って言ってたw

 

イ・ドンウクのドラマは、「トッケビ」の次に見たのがこのドラマて…w

死神→サイコパスの強烈なバトン…

死神はすっごくチャーミングで、素敵でしたけど💕

 

ドラマって、普通は16話くらいが多いと思うんですけど、「他人は地獄だ」は10話だったんですよ。これ視聴率とかどうだったんでしょうか…

 

「怖すぎるだろ!」って意見が殺到して、当初の予定より回数が減ったってことないのかな😅?

そんなこと想像してしまうレベルで怖い。

 

でも、こんなシーンが頭にこびりついて、うっかり描いてしまうという…

 

真ん中のとびきりヤベー奴、イ・ドンウクでごめんなさい🤣歯が!歯がぁ!

大家さん手作り生肉タッパーw

 

「他人は地獄だ」

チュゴ!チュゴ!チュゴ!チュゴ!

チュゴ!チュゴ!チュゴ!チュゴ!

※죽어(チュゴ)=死ね

 

恐ろしいドラマ…

ホントひたすらに怖いドラマでした…

 

すごく面白いけど、

二度は見返せないドラマ。それが

 

「他人は地獄だ」

 

※動画・画像お借りしました