ihr HertZ 2025年1月号 囀る鳥は羽ばたかない59話感想です。

連載を半年待ちました。

やっと、やっと会える、愛しの矢代.。

矢代ぉーーー

や、姫はどこ?

読み終えての第一印象はこんな感じでした。


ネタバレを含むため、内容を知りたくない方はスキップぷりーず。

リンク挟んで下げますね。


チラ見せは、百目鬼と神谷くんの会話でした。 

誰にでも過去がある、と言及していたからまだ過去の明らかになっていないママさんにフォーカスが当たるかと予測してしましたが......





















 百目鬼と神谷くん

ママとデキてるか百目鬼に聞く神谷くん、気になってしょうがないみたいです。百目鬼の答えは?

あの人がそう言ったならそうですね、とやる気の感じられない肯定をした百目鬼。否定の肯定でもあり、肯定の否定にも感じます。絶妙すぎて、先生のIQの高さにひれ伏するしかないです。お見事でございます。

検証してみます。前に神谷くんがママさんに百目鬼との関係を尋ねた時、ママさんは何と言いましたっけ? たしか、迷惑かかるからあんまり広めないでねと、そんな感じのことを言ったはず。ママさんの表情がなんかスッキリしないというか、自信なさげに見えました。今回の百目鬼の、ママがそう言うならそうですねは、そういうことにしといてください、それでいいでしょ神谷さんが満足なら、という感じがしないでもない。もしくは、できてる噂がある方が、百目鬼にとってあるいはママさんにとって都合がいいのかもしれません。綱川に矢代との関係を疑われなくて済みますから。ママさんの方は付き合っていると思っているかもしれないし、ママさんのためになにかしてあげてるのかもしれないし、ママさんは子供がいるシングルマザーかもしれないし、誰かお偉いさんの愛人かもしれないし、とか色々想像していますが、オネーサンはふたりの仲を心配してません。百目鬼が誰かと本気で付き合っていたら、百目鬼はセフレを持たないですね。そこは誠実だと思うんですよ。そもそも矢代一筋すぎて、あんな抱き方して、他の人と付き合う気になれないでしょう。自分で処理してると言っていたし、節操が無いのは矢代にだけ、と思っています。


 綱川と奥山

奥山、やはり病院にいました。綱川が訪ねてきて、奥山と昔話をします。過去は奥山の過去でした。そして、甲斐がなんと、関西の組長の息子だったと奥山が暴露しました。甲斐は、だから綱川のことボンボンがって言ったのですね。綱川と甲斐は合わないわけですわ。奥山は甲斐を義理があって引き受けていたんですね。奥山は陰気だけれどまともそうな印象でした。やはり仁姫の誘拐は奥山は絡んでいず甲斐がやったことでした。昔奥山が言った天秤について綱川が口にします。奥山が覚えていたんですね、と。嫌いじゃないんですね、お互い。


 姫はどこ?

ああ、やっと登場!

逃げた山川を見つけて七原が詰め寄ってます。余裕の矢代は山川と取引する計画なんですね。今日もまた別嬪さん。矢代の頭脳プレイが楽しみではありますが、心配もあり。

で、あれ? もう終わり? 前を向いてる顔は2コマだけで、あとは後ろ姿と七原と山川です。

シーンが変わり、怒り心頭の綱川が百目鬼たちに、甲斐を探し出せ、突撃ー!というところで終わります。


 まとめや予測など

矢代は山川を使って甲斐と接触を図るのかな。敵地に自ら飛び込んで囮になるか、もしくは拉致されるかもしれません。オネーサンはずっとそれが心配でした。目も悪いし、それが発覚して酷いことされるんじゃないかとか。甲斐は矢代のことを調べろと言ってましたし、矢代が色モノなのも知るに至ったと思います。甲斐についている輩は人相も素行も悪いんですよね。そして、この流れだと百目鬼が甲斐を捕まえますね。そこで矢代と......矢代を助けるか、綱川の命令に従うか、百目鬼も天秤を意識しなくてはならない事態になるか、などなど妄想をしています。

ところで、オネーサンの予測では囀るは11巻完結です。

8巻が発売されたあたりで先生が、フルマラソンで39キロ地点と仰っていたインタビューを読みました。単純計算すると、10巻で完結ですよね。しかし、9巻が発売されてみて、この進みであと1巻で結末まで持っていくのは無理かなと思い、11巻完結だと予測するに至りました。

これからクライマックス、最後の山場を迎えますね。姫が自らの決断で、節操無しの男を取り返して欲しいという願望があります。これが会社なら綱川株式会社を百目鬼ごと買い取って、傘下に入れてしまえばいいのでしょうが、組だから無理ですね、もちろん。矢代も百目鬼となにかを天秤にかけなくてはならない。なにかってなにかな。極道の自分を肯定して肩書きをもらうのか、足を洗うのか、三角さんを裏切るのか、などなど。本当は足を洗いたいんだろうなと思います。そこと天秤になるかどうか。

なんてね。


それにしても、今回矢代がちょこっとしか登場しないのには、かなりこたえました(T ^ T)  矢代が登場するならなんでもOKなんですよ。どんな矢代でも受け入れます。矢代さえ出てくれるなら。あなたがすべて、あなたしか見えない〜🎵......いろんな歌を歌いながら、熱烈ラブコールを送ります。重い重い(笑)

今回のブログのタイトルは、オネーサンの心の声なのでした。

次回、先生のお名前がありました。

なんと、今月末には雑誌が発売されるんてすね!

【追記】

1月掲載と3月掲載はお休みされるそうです。

次回は7月号(5月掲載)ということです。