ihr HertZ 2026年5月号 囀る鳥は羽ばたかない 65話の感想です。


ネタバレを含みますため、内容を知りたくない方はスキップぷりーず。

うっかり目に入らないようリンク挟んで下げますね。

















 






  告白のあと

百目鬼の告白を反芻する矢代。
洗面器を蹴飛ばして立ち上がります。
「…お前、アホ過ぎだろ…っ」

矢代の表情は手で顔を押さえているためはっきりしないのですが、デレてる? 顔が赤い?

やっと知りたかったことがわかってよかったね矢代。

自分ばっかりじゃないのがわかったよね。

ひとりじゃないのがわかったよねヽ(;▽;)

よろけずに立ち上がりましたから、足は痺れていなかったようです。

全身......足が長いですねー、腰の位置も高い。惚れ惚れしちゃいます。ありがとう(笑)

4年前は百目鬼をバカだバカだと言っていた矢代でしたが、今回は「アホ過ぎ」に格上げ?格下げ? 「バカ」はかわいいって意味もありましたよね。

感極まってひっくり返した洗面器から溢れる水が床を濡らします。この水は一晩中百目鬼を看病した愛の水。矢代の気持ちも溢れました。

そしてまだ恋愛告白を思い起こすには至っていません。まずはお仕事パートから。

さあ、どうする矢代?

矢代はこの2ページだけです( ;  ; )


  百目鬼(T ^ T)

綱川邸。綱川とむらじいにヤキを入れられる百目鬼。
綱川から、極道について聞かれ答えたのが
「俺の...生きていく場所です」
矢代は......の質問に対しては
「俺の生きる力です。大切な人だから守りました」
自分の過去を調べらていました。
甲斐のタマを取るよう命令され、神谷くんと共に甲斐の元へ向かうところ、神谷くんの告白が。

おそらく、この長い物語の中で、百目鬼から発せられる台詞の中で、一番重要なことを言ったのだと思っています。

百目鬼は変わらない、ということを綱川は思い知ったでしょう。可愛さ余って憎さ100倍。

百目鬼ぃ、ここまで揺るぎないのに、綱川の命令に従うの?

シャバに戻ったら波紋だと言われ、悔しそうに拳を握る百目鬼。矢代と同じ世界に居たいのに自分の力ではどうにもならないことへの悔しさ。

なんという無限のループ。そして行き止まりへと向かいそうなシチュエーションです。



  妄想タイム

かつてどんな奴が極道になるんだろうと、ナナたんにつぶやいていた矢代。

そしてそれに答えるような百目鬼の告白がありました。

一方、綱川は真っ当に生きていけない奴がなるもんだと明言しています。

矢代は足を洗うのか?

はい、オネーサンはずっとそう思い続けています。

影山を救うために極道の盃を交わした矢代、最終的には百目鬼を救うために足を洗う方向だと思います。

矢代が極道をやめれば百目鬼もやめる、という一本筋が見えます。もちろん矢代の葛藤があり、ふたりにまとわりつく様々な人間模様があり、抗争があり、簡単には抜けられない。それでも初期の頃、始めるのは簡単だが辞めるには踏ん張りがいると矢代自ら語っていましたから、踏ん張って抜けようとするんだろうなと想像していました。数々の伏線が貼られていますが、矢代の心の再生とカタギになることは連動しており物語を貫く大きな命題だと信じています。目も悪いし無傷ではいられないでしょう。叶うかどうかはわかりませんが、自ら願って行動を起こすこなら、そこが最大のクライマックスとなるでしょう。

もちろんふたりの幸せを望んでいますが、実はオネーサンにとって結末は二の次です。起承転結の結の部分は、短くすみやかに終わるはず。クライマックスは転換のところです。

ハッピーエンドかメリーエンドかは読み手によって受け取り方が違うことは多々あります。そこに至る過程がどう描かれるか、どれだけ萌え散らかせるかがオネーサンにとってはとっても重要なのです。従ってどんな結末でも受け入れます。



次号、先生のお名前がありました。

次号の後10巻が発売されるかな。ページ数が少し足りなくも感じますが、やりようはありそうです。


最後にひとこと、今更な疑問を言ってもいいかな。

セフレ、やっぱなしで?

これから言及するのでしょうか。セフレかセフレじゃないかってすごーく重要だと思うんですが、どうでしょう。お互いの口から聞きたいですねえ。セフレ、やっぱなしでって(笑)