電子リリース㊗️

発売日に読みました。私的な妄想が炸裂しまして、まとめるのに時間がかかってしまいました。

ネタバレを含む感想のため内容を知りたくない方はご注意を。

下げますね。














百目鬼と井波

百目鬼と井波の対話が続いています。

1ページ目、チラ見せにもあった百目鬼のセリフは名言中の名言でした。2023年の流行語大賞をあげたいです。


百目鬼があまりに驚いているから百目鬼の時は違うと井波が気付いたようです。動揺などはなく、その後百目鬼に奥山情報を与えています。百目鬼を893と認めての取り引きだとは思いますが、なんかスッキリしません。

このまま井波は引き下がりますかね?

掻き回しにくるかと。それでも最後の最後は職権濫用して矢代を助けるんじゃないかな。

危険な目に遭うよりは、と嫌疑をかけて矢代を留置所にブチ込む、実は避難させていた、などなど、素直な助け方はしないと思います。でも助けそうです。

矢代に惚れちゃってると思ってます。


それにしても井波はやっぱり苦手です。

百目鬼と同意見です。

特に目と唇があかんです。

なので55話を読み終わってから速攻で1巻の竜崎に会いに行きました。口直しに。やっぱり竜ちゃんの目は怖くないし、ツンデレ発言かわいいー。矢代を見る目は純粋というか、裏表ない性格ですよね。ああ癒されました。

気持ち悪いといえば、過去に出てきた仲本という男が気持ち悪いかったです。ふっくらと温厚に見せといて急に顔が変わるからひえーってなっていた私。

ちなみに平田は全然キモくありませんでした。


さて、甲斐に見つかってしまった矢代。甲斐は上に止められても聞かない男だから、三角さんの後光があってもかなり無鉄砲なことをしそうです。



ヤング綱川

次は若かりし日の綱川と奥田ターンです。甲斐も出てきました。ヤング綱川はちょっとずつ三角さんと久我の面影がありました。

色々と複雑な関係なんですね(まとめ方がね)

綱川は百目鬼に矢代から手を引くよう指示します。

百目鬼、ほっとしている?

いやいや、簡単に引く玉じゃありませんよ、我らが姫様は。

百目鬼はそれよりもあのことが気になって仕方ないのでは?


綱川ボンボンぶりが数ページのボリュームで描かれています。大学はどこかな。天羽さんと同級生なので双方から検証してみますと......

綱川は私大K大学のイメージですが、天羽さんはボンボンじゃないですね。

天羽さんは奨学金を返済しています。国立で優秀ならほぼ給付金でまかなえます。残金があったということは天羽さんも私大かなあ、と。そもそも綱川は国立ではなさそう。ボンボンだし。ふたりを検証するとW大政治経済学部がしっくりきました。第二候補はK大経済です。いずれも綱川は付属からの持ち上がり、天羽さんは大学からで。

妄想もここまでくると病気(笑)、はい、存じております。

物語を現実世界とリンクさせるのが趣味でして、ついこんな妄想をしてしまいます。


場面変わって、運転席で動画が収められているSDカードを握りしめて見つめる百目鬼。

かつて握りしめたのはコンタクトケースでした。

このあとどこかで映像を見たのか、見ずに直接矢代のマンションへ向かったのかどうかは不明です。



真夜中のドア

矢代のタワーマンション。

百目鬼を中に入れる矢代。

やっと登場しました!

どうやら姫は就寝中だったようで(寝癖っぽい髪がかわいい) 夜中に来たことにおかんむりのご様子。

上半身ネイキッド、下は黒のスエット姿です。エロいですね、服を着ていても、着ていなくても。

ドアを開けない選択もあったのに、ドアを開けた矢代です。


いずれにしてもこの部屋はとても重要な大道具だと思います。

開かない格子つきの窓はケージのように見えます。格子窓の影が落ちるベッドの上にいる矢代......整えられた無機質な巣の中です。ここに雄鳥である百目鬼が通ってくる。囀るつがいの鳥はお互いから羽ばたかない......のようなイメージがずっと心にあります。

舞台劇でも面白そうですね。


百目鬼が奥山組のことを報告しています。

淡々とした業務連絡的会話が続き、チラ見せに出てきた一コマが出ます。

 

「話はそれだけか?」

「それだけです」

「じゃあもう行けよ」                               

んー、矢代は秘密が百目鬼にバレたことを知っているのかもしれないですね。百目鬼が来る前に井波から電話で報告を受けた、あるいはは自分から井波にさぐりを入れるなどで、自分が百目鬼以外に不能なのを百目鬼が知ってしまった。

奥山がらみの案件から手を引き、関わりがなくなるトピック以外に話があるだろうことを矢代は知っているゆえ、「話はそれだけか? 」と聞いたのかなと思っています。

妙に矢代が淡々としているんですよね。矢代は動揺するところほど冷静を演技する、と思うからです。

私の思い過ごしかもしれませんが。

もしくは普通に百目鬼と井波が秘密について話しただろうな、と矢代は思っているかもしれません。



百目鬼は行ってしまうのか? 

パタン…

そしてやはり百目鬼は静かに出て行きました。

ええー(泣) 行っちゃったのか! ここまで来たのに!

百目鬼ぃぃ......



矢代が開けたドアを百目鬼は閉じてしまいました。

矢代が案件から手を引くということだから、これで百目鬼とは関わりがなくなるのでしょうか。

矢代は静かに煙草を取り出します。

何を想いながら?


ウルウルするも、矢代にみとれることを忘れない私。

いやー、綺麗な身体ですわ。上腕はガッチリめで腰に向かって細くなってゆく、しなやかな身体です。

抱き寄せたい〜 (オネーサンはスパダリ族のタチです)

下半身だけ黒のスエットを着ていてブラックパンサーのようです。しばし見惚れていると、ラスト、一瞬のうちに矢代に忍び寄り、煙草を取り上げた百目鬼!

to be continued...


おおおー!

百目鬼が音もなく戻ってきました。パタンと閉めていたドアを開けて。

忍びの者のように、音もなく......


官能的なシーンでした。

私のハートはストップモーション。

次号、二人は歩み寄れるかどうか、ですね。

Georgeはないと思っています。

矢代が百目鬼にしか反応しない身体ということを最早確かめる必要はありません。明白すぎます。それよりも、ふたりには対話が必要でしょう。

百目鬼の尋問が始まるのでしょうか。

いつからですか?

いや、まず詫びましょう百目鬼。矢代は許しますよ、きっと。

とはいえ簡単にはいかないかもしれません。百目鬼に知られたくなかったことを知られてしまった矢代がどう対応するのでしょうか。

右目のことも重要な案件ですし、甲斐にもマークされた矢代、穏やかではない状況です、

そんな中でも、少しずつ誤解を解いて歩み寄ってくれたらと願わずにいられません。


姫の出番は少ないですが、僅かなふたりのやり取りに全部持っていかれました。


真夜中のドアを開けたふたり。

すていうぃずみ〜🎵


次号1/31発売の3月号56話が楽しみです。

57話か58までが9巻に入りますかね?

夏までに9巻が発売されるかもませんね。