少し ほんのちょっとの 通りすがりの
やさしさを 求めました それが いけませんか
それを ほしがっては だめなのですか 暗い道のりを
ただひとり ひとりっきりで 灯りにも照らされないように ひそやかに
それでも けんめいに ひたすら 歩いてきました まだまだ歩きます
道のりは 果てしもない 少しの 欠片の 月の光を
どうでもどうしても求めて それが励みでした それがささえです
ああ、きっと待っていてくださっている きっと見ていてくださっている
冷え切った 刃のような風が
さっと吹きすぎました どんなでこぼこ道でも けんめいに
歩きます それでも そんな冷たい風を 吹かしてこなくてもいい
背を向けます この道は選びません 月の光を
しずくをもとめていけませんか やはり わたしは ひとしずくの
月の光がほしい ひとりぼっちで だれにもみつからないよう
こっそり歩いている わたしなのですけれど