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昆虫のナナフシを見たことがありますか?

棒(ぼう)っと生きてます笑

木の枝に擬態しているので、なかなか見つけられない昆虫だそうです。


若い頃、キャンプによく行きました。
ナナフシとはありえへんやろ!という出会いが2回ありました。

「まだある。」誰かの声がびっくり

他にもあったようです。

登山中にも!
私の肩に飛んできました笑

天使    天使    天使    天使    天使    天使

20代の頃のお話です。

ゴールデンウィークにアウトドア好きな仲間と川へ魚釣りとBBQ&キャンプをしに行きました。私を含めて6人でした。

キャンプ場ではなく天然の河原でキャンプです。

川へ到着すると、まず一晩お世話になるので土地の神様へご挨拶をします。

初めての場所なので、神社なんてどこにあるのか知りませんから、その場で『ご挨拶をさせていただきます。』と語りかけます。

私についている眷属さんが、土地を守る神様かその眷属様を探しに行きどなたかを連れて来てくれます。

こんな感じ↓の男神様が来てくれました。


自己紹介をして、こちらで一晩お世話になりますとご挨拶をしました。

『ここで野宿をするのか?いかん!早々に立ち去れ。』

歓迎どころか、帰れと言われてしまいました。

もう仲間達は車から荷物をおろしてテントを張る準備をしています。

『そこをなんとか、一晩でよいのでこちらで過ごさせていただけませんか?ここで魚釣りと夜は焚き火で暖をとらせていただきます。ゴミも出しません。綺麗にしてから帰りますからお願いします。』頼み込みました。

『ここは、鉄砲水があるところじゃ。急に水位が上がることがある。何かあってからでは遅いであろう。』と水難事故を心配していたようです。

上流にダムがあるのかもしれません。
天気は晴れで雨は降りそうにありませんでした。

『我らがついておる。』と眷属さんがズラリと並びました。

『ほほぅ~そうか。よかろう。約束は守ってもらうぞ。』と一晩お世話になる許可をいただきました。

水没しないように少し高台のところにテントを設置して、焚き付け用の流木を拾ったりゴミ拾いもしました。



それぞれ好きな事をして過ごし、日が暮れて焚き火をしながら話したり夜空を見上げたりしていました。

Aちゃんが
『キンクマちゃん!何つけとんる?背中に枝くっついてるやん。』と取ろうとしてくれました。

『キャーーー!』ピョンピョン飛び跳ねながら逃げて行きました。

Aちゃんは、彼氏のN君に事情を話しN君が私の後ろに来ました。

『わぁ~何つけとん?こんなん初めて見たで!図鑑でしか見たことないわ。』と背中についていたモノを取ってくれました。

『ナナフシやで。』と見せてくれました。

『枝みたいやな。ナナフシってこんなんやったんや。』

どうやら神様のお使いでやって来たよう。

ナナフシって飛べない種類もあるそうですが飛べるものもいるそうです。

暗いのに私の背中を目指して飛んで来るとは驚きでした。

ナナフシから
『そなたらの行いを見せてもろうた。安心して休まれろ。歓迎する。』とメッセージがありました。

ナナフシは、順番に皆の手に渡り観察されていました笑

ナナフシ大人気でした爆笑

S『連れて帰りたいわ。』

N『あかんて!自然界の生き物は飼われへんで。何食べてるのかも知らんのに世話できんやろ?』皆でワイワイ話していました。

私のところへまたナナフシが飛んで戻ってきました。

『メッチャ好かれとるな。』皆に笑われました笑

しばらくしてからナナフシを近くの草に放ちました。でも、またくっつかれてしばらく格闘しました笑


その夜は、流星群がやって来る日だったようで流れ星がよく見えました。




翌朝、焚き火の後もわからないくらいに仲間が片付けてくれました。

私は自分のテントを畳むくらいで、ほぼ何もしてません汗

アウトドアショップに勤めているメンバーが3人もいました。(今は違う仕事をしています。)

『自然界を汚したらあかんから、来たときよりも綺麗にして帰るんやで!』と教えてくれました。

グッと心に響いて感動して泣きそうになりました笑い泣き

『えっ?どうしたん?誰よ、キンクマちゃん泣かしたんは!』

『ゴメン、感動しただけやから。』仲間の志の高さを説明しました。Aちゃんもウルウルしていました。


最後に、土地の神様にお世話になったお礼を言うと

『そなたらならいつでも歓迎するぞ。気を付けて帰れ。家まで守護をつける。』そう言って送り出してくれました。


その後、私はそこへは行ってはいませんが、仲間達は何度か訪れたそうです。

自然界を大切に思い行動できている人は、神様から歓迎されるようになります照れ