中学生になって、また太宰府天満宮に行けました。
菅原道真さんは約束通り神様になっていました
『神上がりした。どうだ。どうみえる?』
『以前お会いしたときは、黒いモヤがかかっていたけど、今はすごく光り輝いています。おめでとうございます。』
『うむ、わしを慕って多くの者が参拝に来る。以前よりも力がみなぎっておるのじゃ。』
とてもキラキラと眩しい光りを放っていました。↓黒い着物でした
『相談がある。日本三大怨霊として有名になりすぎておる。汚名返上したいと思うておるが、どうすれば変貌を遂げるかのう?何をすれば良いと思うか?』
そんなの私になんてわかるはずがありません。でも何か言わないといけない雰囲気なのです。
『参拝者から、ニックネームで呼んでもらうというのはどうでしょうか?』
『ニックネームとはなんだ?』
『仲良しの人を呼ぶ特別な名前です。』
『おぉ、愛称か。』
『愛称って言うんや!菅原道真の名前からスガとかミチ?ミッチーって言うのはどうですか?』
『ミッチーか・・検討する。』
道真さんはよく問いかけをします。
私は頑固者だと家族から言われるんですけど
『どうすれば、頑固者だと言われなくなりますか?』と聞いてみました。
『頑固とはどういうことじゃ?どんな意味がある?』
『意地を張ること。素直じゃないこと。』
『意地とはどういうことじゃ?素直とは?』
『意地は、なにがなんでもやり通すこと。素直とは、気持ちがまっすぐなこと。』
『やり通すのはどう思う?まっすぐな気持ちをどう思う?・・・後は自分で考えよ。』
こんな風に質問を質問で問いかけられます。
参拝の度に新たなお題を出されてタジタジになりました
物事を深く考える方法を教えてくれたのだと思います。
道真さんと話していたときに眩しい光りの塊がやってきました。ボス(アポロン様)です。
『あれ?ボス?なんでここに?』
『日本の大怨霊をみに来た。ミッチーに神託を授ける。』
『うむ・・かしこみかしこみものも~』
『あーオレ堅苦しいのいらないから。もっと楽にしてくれ。』
『うむ、ありがたくお言葉ちょうだいいたします。』
お二方で話をされたので、私には聞こえませんでした。
後でボスから聞いた話です。
『ミッチーはこれから化けるぞ。』
『えっ?オバケになるんですか?』
『クックッ・・天然か?ミッチーはこれから日本を守る大きな神となる。怨霊の力を転じて魔を祓う神となる。』
『へぇ~学問の神様から変身するんや。神様になっても修行は続くんやね。』
しばらく経って、神戸の北野天満宮へ参拝に行きました。
道真さんのお役目の男神様がいました。
道真さんを呼んでくれました。
『息災か?愛称で呼んでくれ。ミッチーと呼んでよいぞ。』
『恐れ多くて呼べません。道真様ではいけませんか?』
道真さんは、首を横に振りました。
『では、道真さん?』
首を横に振りました。
『では、ミッチー様』
首を横に振りました。
『ミッチー・・さん?』
首を縦に振りました。
『さん』もいらないようなのですが、さすがに恐れ多くてミッチーさんと呼ぶことになりました。
私と一緒に参拝した者。
私からミッチーさんの話を聞いた者は、ミッチーさんと呼んでも良いそうです
他の天満宮でもミッチーさんと呼んでもいいのかなぁと思い、いつくかの天満宮で聞きました。
ミッチーと呼んでいいぞと言われています。
神様は人が好きです。
神様を慕って参拝に来る人を愛しく思ってくれます。
ご挨拶のときに
『キンクマのブログで知りました。ミッチーさんと呼ばせてください。』
と一言添えてください。
愛称で呼ぶことで、神様とより親しくより近くに感じられるようになると思います。
学業の祈願だけでなく、悩みのあるときや決断したいとき、自分を見つめ直したいときなども、より良き神託を授けてくれる神様だと思います。