このところ、うか様(宇迦之御魂神)が頭に浮かんでしまいます。
今の私は、昔のようにみえません。
なんとなく感じたり聞こえる程度です。
これは書くしかないと思いました
30歳になる年に結婚をして家を出ました。
実家にいたころの話です。
2月になると、梅の花が咲きますよね。
花が咲くか咲かないかの頃。
夜の11時か12時です。
キラキラした光がやって来ます。
茶色の狐さん達が10柱程いました。
うか様です。
『息災ですか?近くへ来たゆえ寄りました。今から結界を張るのです。みてもよいですよ。』
『みせていただけるのですか?』
『窓からでもみえますよ。』
私がみたうか様はこんな感じ↓
髪を結い上げもっと簪を挿してます。
うか様はちょっと古風で丁寧な言葉遣いをされます。難しい言葉も多く説明も長いです。
おバカな私では、表現出来ません
うか様の結界を張られる姿を外に出てみせてもらいました。
田んぼの中心にうか様が立ちます。
地面より少し上に浮いています。
くるくると回転し始めます。
うか様の足元に雲が集まってきました。
まるで孫悟空の筋斗雲のようです。
狐さん達がうか様の着物に飛び付きます。
振り落とされないようにしっかりとしがみつきます。
回転しながら50m程でしょうか?上昇していき止まりました。
一斉に四方八方へ狐さん達が飛び散っていきます。
その上を螺旋状に走る狐さんの姿がありました。
キラキラと結界が広がります。
本来は、もっと広い範囲で結界を張ります。
私のために小さな結界を張ってみせてくれたそうです。ありがたいです!
この1年を乗り切れるように祈りを込めて結界を張ります。
うか様は五穀豊穣の神様です。
田んぼや畑で育つ作物の豊作。
新鮮な食物を食べれるようにと祈ります。
いつも日本の食糧難を心配されていました。
外国の輸入品に頼りすぎている。
この先の未來で、輸入が一時停止することを見越していました。
国内で賄えるように、一時の間だけでも自給自足で暮らせるように備えよと言われました。
もっと農業を広めてほしい。
もっと漁業を広めてほしい。
農業や漁業の発展を願っています。
ひとしきりお話されるとキメ台詞を言って帰られます。
『稲荷の国ぞ!備えあれば憂いなし!』
そんな大きなことを言われても
私は農家でもないし漁師でもありません。
ただの庶民です。
私に何が出来るだろうか?考えました。
自分でも野菜を育ててみる。
農家さんが育てた野菜やお肉を買って食べる。
日本の海でとれた魚を食べる。
食事を食べるときに、どんな風に育ててもらったのかなぁ?想像しながら食のありがたさを考えるようになりました。
食べるときは『いただきます。』
食べた後は『ごちそうさまでした。』
心を込めて言うようになりました。
出来ることは少ないけれど、こんな風に毎日新鮮な食物をとれることに感謝して生きることを気付かせてもらえました。