父の姉と私の3人で奥の院へ行ったときの話です。
うか様と話終えて帰ろうとしたところ。
数名の眷属狐が出てきました。
うか様から眷属を連れて帰れと言われました。
私は、新たな眷属を持つ力が足らないのでお断りしたのですが、連絡係として1つ選んで連れて帰れと言われました。
皆さん立派な眷属狐なので気おくれしました。
小さめの白い狐がいたので、この子にしますと選びました
名前はハク。
この日から私のところに来ました。
伏見稲荷大社を出てから八坂神社、三十三間堂、豊国神社へと行くのですがこれはまたの機会に書きたいと思います。
京都から家に帰り興奮覚めやらず。
あまりにも衝撃的なことがありすぎて眠れませんでした。
龍達(白龍、青龍、緑龍、黒龍)からうか様の話や眷属狐の討伐の話を聞きました。
驚いたことに、龍達は討伐に参加していました。
白龍は当時、菊理媛様にお仕えしていて救援隊として眷属狐を助けていました。
抵抗する者は討伐しなければなりません。
つらい決断をしたんだろうなぁと心が痛みました
他の龍は、閻魔様の部隊に。
大きな龍神が小さな狐をどうやって狩るのか不思議に思いました。
龍神は、霊格が上がると人型になれるそうなのです。
人の姿になって眷属狐と戦ったのです
閻魔様の部隊は黒のカラーに統一。
黒の鎧兜に、大太刀と大鎌を持つスタイル。
まるで死神です。
白龍は白のカラー。
『なぜ大太刀と大鎌がいるの?』
狩る数が多いから丈夫な刀が必要で、一発で仕留めるため大太刀を使います。
閻魔様からの指示だそう。
仕留めた後、素早く魂を抜くのに大鎌が必要となり、魂となったところを黒龍が投網を投げるようにして捕獲。
安全な場所に行って魂をリリースしたそうです。
衝撃的な内容でした
狩られた狐達は、魂となりまたどこかへ生まれるのだなぁと思いました。
でも罪を犯した者達の生まれる場所は・・・
考えるとまた心が痛みました。
そして龍達は、討伐した側なので眷属狐が四国に入れるように協力は出来ないとハッキリ言いました
でも、お嬢のために相談はのる。一緒に考えることは出来るのだと言ってくれました。
不安だらけでその日は眠れませんでした
次の日、父が四国お遍路に行くと宣言したのです。
私も行きたい!とお願いをして夏休みになってから四国へお遍路にしに行くことになったのです。
まだまだ続きます