この度の旅行について、自分のためにもできる限りここに書き留めておこうと思います。だからすっごく長くなると思いますが、興味のある方は、読んでみてやってください。
向かったのは、タイのサムイ島。タイ南部に浮かぶ島です。関西国際空港を11時45分(日本時間)に出発し、バンコクのスワンナプーム国際空港に15時35分(以降現地時間)到着。時差は2時間のため、実質5時間50分のフライトです。飛行機の中は冷房がききすぎてとにかく寒かったです。以後、寒さに震えることが多々ありました。気候の温暖な地へ行く場合、油断してしまうことが多いと思いますが、乗り物や施設内などの異常な冷房対策に必ず羽織るものを携帯することを強くお勧めします。席には一つずつモニターが装備されていて、映画を見たりゲームを楽しむことができます。機内食も用意されますが、私は寝ていたので食べませんでした。
スワンナプーム国際空港からは飛行機を乗り換えてサムイ島へ向かう訳ですが、出発は23時00分。スワンナプーム国際空港で7時間25分待ちということになります。ここで、ご飯は食べましたが、何もやることはありません。
国内線への乗り換えのため、滞在できるエリアも狭いです。もちろんそこから出ることもできません。
ちなみに、スワンナプーム国際空港はとにかく広い。移動は動く歩道を中心にキロメートル単位での距離になります。世界一広い空港です。
23時00分にバンコクを出発し、今度は1時間でサムイ島空港に到着。こちらに現地ガイドが待ってくれています。車はトヨタのハイエース。ハイエースはよく見かけました。島内はほぼ日本車でトヨタが一番多かったです。ガイドは日本語のできるガイドを用意していただいてましたが、サムイは基本的に日本語は通じません。ずっとガイドと一緒にいるわけではないので、ホテルやレストランなどでは英語でのコミュニケーションが中心になります。タイ語の本は持って行きましたが、それよりも英語の本を持って行ったほうがいいですね。ただし、相手も流暢な英語というわけではなく、お互いが片言の英語という場面も多々あります。
コミュニケーションといえば、現地の方々だけではなく、他の観光客の方々とも接することができれば、旅の楽しみが倍増します。サムイ島は世界的な観光地なのでありとあらゆる国の観光客が訪れます。そうなると、自ずとお互い話しかけるときは相手がどの国の人であろうとも、英語でコミュニケーションを試みることになります。英語が話せたらもっともっと楽しいんだろうなぁと、こういうときはいつも思うんですけどね。
サムイ島では日本人観光客を、他に見かけませんでした。サムイ島空港に降り立ち、トランクが出てくるターンテーブルの前で待っているとき、いろんな肌のいろんな顔つきの人で、ある意味圧倒されましたが、そんな感覚もつかの間のこと。すぐに慣れるもんですね。
さて、サムイ島空港から車で宿泊先の「ルネッサンス・コ・サムイ・リゾート&スパ」へ移動。
移動中は真夜中で、日付も変わっていましたが、道中はとっても活気があって人がたくさんいました。
翌朝は、まぁよくあるいわゆるバイキング形式の朝食。6:30から食事ができました。
この日はガイドによる島内観光。準備して、20バーツのチップを部屋において出かけました。
我々日本人はチップの渡し方というか、額やタイミングがわからなく結構不安ですよね。今回の旅で感じたのは、渡さなかったから何か不都合が起きるというわけではなく、あからさまに要求されることはほぼ無いようです。ただし、やはりチップ社会には間違いないようで、基本的にはいかなるときもチップを渡すようにしていたほうがよいように感じました。チップの額はその時々ですが、わからないときは、おおむね料金の10%をメドにしておけばよさそうです。
通貨はバーツでおおよそ1バーツが2.5円。現地ではドルも円も使えないと思っていたほうがよいようです。ただし、旅行に出かける際日本で準備していくのはよしておきましょう。1バーツが4円弱かかってました。タイへついてから空港で両替してもいいし、サムイ島のなかにもたくさん両替できるところがあるので、そんなに神経質になる必要はないでしょう。
1日目はガイドのワンチャイに展望台、おじいさんの岩、おばあさんの岩、ビッグブッダの大仏など案内してもらいました。
おのおのの見学の価値以上に、一日ガイドと一緒にいて、いろんな疑問点などをたくさん教えてもらったりすることによって、この後の旅が充実しましたので、これはとてもお勧めです。
ワンチャイは日本語ができるガイドなんですが、あまり上手じゃないのでややこしい話はできません。その辺はあまり期待しないほうがよいでしょう。僕はこれくらいのガイドの方がおもしろかったんですけどね。
翌日にダイビングへ行きたかったので、ワンチャイを通じて予約をしようとしたんですが、実はサムイ島は天気が悪くどこのダイビングショップも出られないということでした。結局、一緒に行った課長が直接現地のショップに連絡して、良いポイントでなくてもいいから近場の穏やかな場所でとりあえずやってほしいと交渉して、特別に我々だけのツアーを組んでもらうことになりました。結果的にはぜんぜん近場じゃなかったんですけどね。今回の旅行は4名で出かけましたが、ダイビングに行くのは2人。先輩はライセンスを所有しているため午前がフリーで、午後から私と合流。お互い午前・午後2本のダイビングプランです。
料金は先輩が4,400バーツで、私が5,100バーツだったと思います。私は体験ダイビングなので、その分割高になります。ダイビングに関しては日本と同じくらいの料金のようです。まぁ、天気がこのような状態で特別に出てもらうので、内容に関してはあまり期待せず、ただ、とりあえずでることができそうなのでよかったねという状態でした。
さて、1日目の観光が終わり15時にホテルへ戻りました。このホテルでは今回無料で30分のマッサージがついているということで、出かける前に17時でワンチャイが予約を入れてくれていました。少し休憩してから先輩とマッサージに出かけたんですが、いざ行ってみると予約が18時になっていると言われました。仕方がないので、ホテルのフィットネスルームに行って1時間トレーニングを行いました。
18時に再度マッサージに行きました。どんな感じかなぁと思っていたんですが、この30分マッサージは日本のマッサージとまったく同じでした。施術してもらって気持ちよくなってありがとーバイバーイと帰ろうとしたときに、あっ、と思い出してチップ(20バーツ)を渡しました。ついつい忘れてしまうんですよねぇ。
マッサージ店はどこへ行ってもたくさんあります。ホテルの中はもちろん高いでしょうが、ホテルの近くもたくさんお店があって、通常のマッサージ1時間で300バーツです。街中へいくと、それが200バーツになります。マッサージの種類は日本と同じようにたくさんメニューがあり、メニューによっては500バーツくらいまであります。本来のタイ式マッサージ(古式)は日本でいう整体のようなものみたいですね。もちろん、2時間、3時間かけてたっぷり施術してもらう高級メニューのお店もあるのでガイドに相談してみるとよいでしょう。
19時からはホテルのディナーを予約していたので、そちらでいただきました。建物まるまるひとつが我々4人専用になっていました。何が出るのかわからなかったのですが、タイ料理ではなくフレンチのコースでした。
ひとつひとつの料理がゆっくり出てくるので、非常に長いディナーになったのですが、その間新人っぽい女の子がずっと我々についていました。
食事が終わってチェックをして、部屋に戻りかけたのですが、そういえばチップ渡すの忘れたよねってことで、女の子を探しに行きました。
幸い見つけることができて、無事チップを渡すことができました。女の子は本当に喜んでいました。今晩、我々につきっきりだったわけですから、チップを忘れられていて大変がっかりしていたのでしょう。
さて、ここから夜の街へ出かけていくパターンもあるのでしょうが、この時点ですでに11時になっており、翌日は朝7時にピックアップの予定でしたので、さっさと寝ることにしました。
つづく...