応募に関するQ&A

 

Q履歴書に嘘を書くと、ばれてしまいますか?

 

A思いがけないところで嘘が判明する場合も。正直に記入しましょう。

 

最後まで発覚しないこともありますが、思いがけないところで判明することもありえます。もし、履歴書の嘘が判明してしまったら、「経歴詐称」ということで解雇されるケースも。解雇に至らないまでも、勤務先との信頼関係が失われ、仕事をしていく上で支障をきたすことも考えられるでしょう。

たとえ、ばれなかったとしても「いつかばれてしまうのでは?」とびくびくしながら働くのは居心地がよくないはず。履歴書は正直に記入しましょう。

 

 

 

Q海外の企業に応募したいのですが、英文履歴書について教えてください。

 

A主に年代順・事例順の2つのタイプがあります。

 

基本的に2つのタイプがあります。

年代順レジュメ(Chronological Resume)
職歴・学歴などを年代順に記載するタイプで、就業年数の少ない人や転職経験の少ない人向けです。

事例別レジュメ(Functional Resume)
年代順ではなく、同類の出来事をまとめて書きます。特技やセールスポイントを目立たせる書き方なので、転職経験の多い人、異業種間転職者、失業期間のある人向けです。

 

 

 

Q初めて英文履歴書を作成するので、書き方を教えてください。

 

A項目ごとに分けて、見やすく書きましょう。

 

日本語の履歴書と違い、英文履歴書に決まったフォーマットはありません。Experience(職務経歴)、Education(学歴)、Additional(補足スキル)の3つを柱にして組み立て、A4判1枚にまとめるとよいでしょう。順番は問われないので、アピールしたい項目から並べてもOKです。

パソコンで作成する場合、フォントは、TimesやNew Yorkなどがオススメです。英文履歴書の場合、読みやすく作成することが特に重要です。項目ごとに等間隔のスペースをあけたレイアウトにしましょう。

通常は前の項目の最終行から次の項目の先頭の行までの間を2~3行あけると見栄えがよくなります。強調したいポイントは、ボールドや下線などを使って目立たせると効果的です。また、スペルミスは大きなマイナスになりますから、最後に必ず見直しましょう。

 

 

 

Q書類提出時にカバーレターは必要ですか?

 

Aカバーレターも付けて書いたほうがよいです。

 

自己アピールにもつながるので書いたほうがよいでしょう。内容は自由ですが、「応募します」というあいさつが第一の目的です。

基本的には下記の事項などについて記述しましょう。

・時候のあいさつ
・どこで求人の情報を得たのか
・応募の意思と希望職種
・どんな応募書類を同封しているか
・手続きの依頼
・提出年月日
・差出人住所と名前
・宛先会社名(わかれば担当者名)

正式な提出書類よりも、むしろこのようなカバーレターのほうが個性がでるものです。人事担当者によってはこちらのほうを重視することもあります。

 

 

 

Q志望動機の書き方がよくわからないので空欄にしたいのですがダメですか?

 

A志望動機欄は必ず記入しましょう。

 

入社の意欲をアピールするために重要な項目なので、必ず記入しましょう。前職の職務経験を活かしたいのならそれをどう活かせるのかを具体的に挙げて、自分が即戦力になれることをアピールしましょう。

また、自分の短所を盛り込むことで、自己分析ができていることをアピールするのも有効です。短所を個性や長所に転換できればさらに効果的です。

未経験者の場合は、対人交渉・企画立案・分析など、どんな仕事にも共通して求められる要素について適応性があることをアピールするとよいでしょう。いずれにしても志望動機は意欲が伝わるようにしっかり書き込むことが大切です。

 

 

 

Q転職回数が多すぎて職歴欄に収まりません。一部省略してもよいですか?

 

A職歴は省略してはいけません。どうしても書けない場合は工夫しましょう。

 

正確にきちんと記入してください。例えば、勤務期間が短かった仕事を「職歴とは言えないから」と自分で判断して省略した場合、企業から「不利になると思って隠した」と誤解される可能性があります。

また、何らかのきっかけで省略したことが判明した場合、経歴詐称となる可能性もあります。職歴欄に書ききれない場合は、学歴欄から義務教育の期間を省いたり、職歴欄の多い履歴書を使用するなどの工夫をしましょう。

 

 

 

Q書類選考で3回落とされました。原因がわかりません・・・。

 

A提出した書類の内容を一度振り返ってみましょう。

 

選考基準はそれぞれの企業によって違います。考えられる理由としては以下のようなものがあります。

・応募条件(実務経験の有無、資格など)を満たしていない
・人気職種で応募者多数のため、書類選考の段階で厳選せざるを得ない
・応募条件は満たしているものの、応募書類に記載されている内容がありきたりで、会ってみたいという気にならない

採用する企業の立場になったつもりで、もう一度振り返ってみてください。

・応募先企業がどんな条件の人を求めていたのか
・提出した書類が企業にとって魅力あるものだったか
・自分のアピールしたい経験・スキル・意欲などを企業に伝えることができていたか

自分ではどこに問題があるかわからない場合は、友人などに見てもらうことも有効です。客観的に書類を見直すことがポイントです。