GABA

〔英:gamma-aminobutyric acid〕

 

概要

 

GABAは緑茶や発芽玄米などに含まれるアミノ酸の一種。


▸脳内ではグルタミン酸から合成され、主に抑制に関する神経伝達物質として機能する。

▸脳の活動を活発化させる作用があり、神経の過剰な興奮を抑制する効果や睡眠障害の改善に貢献する。


GABAは特定保健用食品の関与成分として、高血圧の抑制に役立つとされる。

 

解説

 

抑制性の神経伝達物質として機能する
・グルタミン酸が興奮性の神経伝達物質であるのに対し、GABAは抑制性の神経伝達物質として機能する。

脳の働きを活発にする効果がある
・脳の血流が改善され、酸素の供給量が増すことで脳の働きを活発にするとされる。
・血管収縮作用のあるノルアドレナリンの分泌を抑制する機能により、血圧を抑える働きに貢献する。