仕事探し・企業探しQ&A

 

Q入社しないほうがいい会社の見分け方はありますか?

 

A応募・面接時がポイントです。

 

見分ける方法はいくつかあります。まずは応募時、面接時に電話対応のマナーや社内の雰囲気を見てみましょう。

 

 

 

Q「設立」と「創業」の意味は違うのでしょうか?

 

A違います。

 

「設立」は法人組織として登記した日で、「創業」は事業を開始した日のことです。どちらも会社の事業経験の長さを知る目安にはなります。しかし、設立時や創業時から事業内容を変更している会社もあるため、注意が必要です。詳細を知りたい場合は、企業サイトで情報を探すか、直接問い合わせてみましょう。

 

 

 

Q派遣会社への登録方法がわかりません。

 

Aまず、派遣会社に行きましょう。

 

登録から派遣先決定までの流れは以下の通りです。

 

(1)派遣会社へ登録に行く
派遣スタッフとして働くには派遣会社に登録することから始まります。登録時に行われるカウンセリングは面接と同じ意味を持つので、スキルや働きたい会社、仕事内容などをはっきり伝えられるように事前にまとめておきましょう。さらに、自分が携わりたい業務内容の優先順位を明確にしておくとよいでしょう。

 

(2)研修を受ける
登録してから派遣先が決まるまでの間、スキルアップのための研修を受けられる場合があります。多くの派遣会社が独自の研修を用意していますが、制度がない会社では、スクール紹介や受講料援助などを用意していることもあります。

 

(3)派遣先決定
派遣先が決まったら、派遣先の概要や仕事内容、勤務地、勤務時間などを確認しましょう。自分の希望に合わなければ、断っても構いません。条件が見合えば派遣会社と雇用契約を結び、同時に業務内容・就業時間・就業日・休憩・時給額などの就業条件が明示されます。

 

 

 

Q現在の会社では責任者なので、すぐに転職できないがどうすればいい?

 

Aまずは希望する職種・業種をしぼりこみましょう。

 

転職の場合、一般的な目安として1~3カ月後の入社を想定して応募要項を掲載している企業が多いようです。そのため、半年後の転職に向けて今から応募してしまうと、現職とのスケジュールが合わなくなる可能性があります。

 

まずは、転職を希望する業種・職種の情報収集をして、比較検討することから始めましょう。また、希望する仕事で必要な資格の取得・勉強をするのも有効です。退社可能日の約3カ月前になったら実際に企業に問い合わせ・応募をして、具体的な勤務条件・入社日についての確認をするのがよいでしょう。

 

 

 

Q休日・休暇欄に有給休暇がないのですが、これは問題ないのですか?

 

A有給休暇の記載は自由です。

 

年次有給休暇を取得することは労働者の権利で定められています。雇い入れの日から起算して6カ月間継続勤務し、すべての所定労働日の8割以上出勤した労働者に対して、以降から1年間に最低10日の権利が与えられます。

 

年次有給休暇について、募集要項に必ず記載しなければいけないという規定はありませんが、記載がない場合も、労働者が請求すれば、会社は有給を与えなければいけません。もし不安なら、面接で待遇についての説明があった際に、「念のため確認しておきたいのですが」と前置きをして、質問するとよいでしょう。

 

 

 

Q「みなし残業」とありますが、法的にはどう定められているのですか?

 

A「みなし残業」は法的に定められてはいません。

 

法律では「みなし残業」という言葉はありません。企業が「みなし残業」と使う場合には、2つのパターンが考えられます。

 

パターン①
労働基準法にある「事業場外みなし労働時間制」や「企画型または専門型裁量労働時間制」という制度を利用したときに使われるパターンです。これらの労働時間制度は、対象業務やその他の条件が揃ってはじめて導入できますので、対象者は非常に限られます。

 

また対象者に対しては、あらかじめ定められた労働時間数分の給与を支払えばよく、それを超えて労働しても、残業代が発生しない仕組みとできることから、「みなし残業」として認識されることがあるようです。

 

パターン②
就業規則に「残業手当は定額で支払います」という規定を設けて、残業分を定額払いとするパターンです。例えば、「基本給の●%」「基本給に▲時間分含む」「基本給のうち■万円は時間外部分」などの規定が多くみられます。ただし、基本給に含めた残業手当分に相当する残業時間を超えて働いた場合には、その超えた分を会社は別途支払う義務が生じます。

 

いずれにしても、会社の就業規則に記載があるはずですから、面接の際に確認してみるとよいでしょう。また、実際に入社してから疑問に思う部分があれば、労働基準監督署に相談してみてください。

 

 

 

Q求人広告の見方を教えてください。

 

A職種・資格・給与・休日の項目について説明します。

 

(1)職種
その会社で使用されている呼称または一般的に職務内容がわかる名称で表記しています。同じ名称でも、具体的な仕事内容は会社によって異なるため、応募前によく確認しましょう。リクナビNEXTの場合、各企業の求人情報内の「仕事の内容」という項目に業務の詳細が書かれています。

 

(2)応募に必要な資格
今回の応募にあたって、最低限必要な資格を表記しています。特定の資格が必須な職種もありますので、目を通しておきましょう。

 

(3)給与
固定的に支払われる最低金額を表記しています。基本給や手当の種類は、明記されていない場合がありますので、詳細は面接時に確認しましょう。

 

(4)勤務時間・休日
会社の規則などで定めている所定の勤務時間や休日を表記しています。求人広告にある情報だけでは、その会社のすべてを理解することはできません。掲載されている内容をもとに、面接などで直接確認することが大切です。