仕事探し・企業探しQ&A

 

Q求人に関する情報収集を始めたいです。どんな情報源があるのでしょうか?

 

A転職サイト(日本求人情報機構)、求人情報誌がおすすめです。その他にも新聞、経済誌、業界誌、会社案内や企業のホームページ、斡旋機関、ハローワーク、人脈・口コミなどがあります。現在では企業ブログやSNS(ソーシャルネットワークサービス)などで募集しているケースがあります。

 

 

 

Q転職サイトと求人情報誌、どちらがよいですか?

 

Aどちらも有効です。例えば転職サイト「日本求人情報機構」は、希望条件から求人を検索でき、自分に合った求人を簡単に探すことができます。求人情報誌は、条件が決まっていなくてもパラパラとめくりながら情報を発見できるのが特徴です。地方限定で求職する場合は、地方新聞も有効です。

 

 

 

Q求人情報が載っていると聞きましたが、「業界誌」はどこで入手できますか?

 

A書店やインターネットで購入することができます。求人情報を探すためだけではなく、経済の動向、業界の動向を得るためのツールとしても有効です。

 

 

 

Q国内にいながら海外の求人情報を集める方法について教えてください。

 

Aまず考えられるのがインターネットでの情報収集です。また国内で発行されている英字新聞にも求人欄があります。そのほか現地との交流団体に寄せられる情報や、大使館・総領事館にある現地の新聞などをチェックすれば、かなりの求人情報を入手できるでしょう。 

 

 

 

Q応募前に職場の雰囲気を知る方法はありますか?

 

A求人広告やその企業のWebサイトなどで、雰囲気を推測することはできます。

まずは、求人広告をよく読んでみましょう。キャッチフレーズや企業からのメッセージ、社員のコメント、職場の写真など、求人広告には社風や職場の雰囲気を知る手がかりが多くあります。

経営理念に共感できるか、活気が感じられるかなど、自分なりのポイントを意識しながらチェックしてみると、社風が何かしら見えてくるはずです。企業のWebサイトも必ず見るようにしてください。

経営者のメッセージが書かれているか、その内容に共感できるか、サイト全体から感じる雰囲気に好感が持てるかなどがチェックポイントです。なお、情報はできる限り幅広く集めることをオススメします。

例えば、Webサイトが立派な企業はそれだけでいい会社に見えてしまうなど、情報が限られていると判断を誤ることがあります。以下のような方法を参考に、さまざまな角度から企業をチェックしてみるようにしてください。

●その企業の所在地まで行き、外から観察する。 企業のWebサイトを見るだけでなく、自分の目で直接確認することも非常に大切です。出退社時間や昼休みなどの時間帯を狙って、出入りする人の雰囲気をチェックしてみましょう。小売業や外食業などの場合には、店舗を視察するのも方法です。

●インターネットで企業の評判を確かめる 検索サイトや口コミサイトで企業の名前を検索してみましょう。悪いうわさがないことを確かめるだけでも、安心材料になります。なお、匿名の投稿は信ぴょう性が低い場合もありますので鵜呑みにせず、一つの情報として見るようにしましょう。

●問い合わせの電話をして、担当者の対応を探る 「求人はまだ受け付けていらっしゃいますか」などと電話で問い合わせ、担当者の対応に好感が持てるかどうかを確認してみましょう。ただ、職場の雰囲気を知る一番の方法は、企業を実際に訪れてみることであり、面接はその絶好の機会になります。

面接担当者を通じてその企業の雰囲気を感じ取る、社風を探る質問をしてみるなど、面接は企業を見極めるチャンスでもあるのです。社風が合わないと思えばあなたから辞退することも可能ですから、ある程度調べて好感が持てるようであれば、応募して面接に臨んでみてはいかがでしょうか。

 

 

 

Qやりたい仕事があるのですが適性があるかどうか不安です。

 

A適性の有無にこだわりすぎず、「やりたい」という気持ちを大切にしましょう。

自分に合った仕事を選ぶのは大切なことですが、適性にはあらかじめ自分に備わっている側面のほかに、仕事を通じて後から身につける側面もあります。与えられた仕事に対して実直な努力を重ね、自分を仕事に合わせることで成果をあげている人も多くいるのです。

憧れていた仕事があるなら、まずは自分の「やりたい」という気持ちを大切に、挑戦してみてはいかがでしょうか。ただ、自分が「なぜ憧れるのか」を客観的に自己分析しておくことは大切です。

また、仕事には憧れだけではやっていけない、大変な面も必ずあります。その仕事に就いている人に話を聞く、関連する書籍を読むなどして、仕事の楽しい面と大変な面をそれぞれよく理解したうえで応募するようにしてください。

 

 

 

Q初めての転職です。転職市場での自分の価値を知る方法はないでしょうか?

 

A企業によっては匿名のままレジュメ(履歴書や職務経歴書)を登録しておけば、それをチェックした企業の方からオファーが届くという仕組みのサービスがあります。何社くらいの企業があなたのレジュメをチェックしたか、何通のオファーが届いたかで自分の市場価値を知ることができます。

また、人材斡旋会社に登録して、相談してみるという方法もあります。 ただし、市場価値はその時に求人している会社や仕事、景気、タイミングによって変わるものなので、あくまで参考にとどめましょう。採用・不採用を考える前に、とにかく希望の会社にトライしてみることです。

 

 

 

Q転職活動は何から始めればいいのでしょう?また、どれくらいで決まるもの?

 

Aまずは、行動計画を立てることから始めましょう。入社の目安は「半年後」をオススメします。

求人情報を探す、応募書類を作成するといった具体的な行動を起こす前に、第一に行うべきことは、転職活動のひと通りの流れを把握して行動計画を立てることです。計画を立てる際には、次の会社に入社したい時期から逆算して、いつごろまでに何をすればよいかを考えるようにしてください。

転職活動にかかる期間は人によりますが、在職中なら、情報収集や応募・面接、退職準備などを余裕を持って行える「半年後」を入社時期の目安にすることをオススメします。転職活動はそれほど甘いものではありません。とにかく計画性を持って取り組むことが大切です。